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平成28年度 子ども読書ボランティア・ステップアップ講座

掲載日:2017年3月15日
 この講座は、読書ボランティアの方々が、幅広い角度から「子ども読書」について研修し、さらにステップアップしていただくために開催しました。

第1回 実施報告

【日時・会場】
  平成28年11月26日(土)13:00〜16:00    参加者:72名
  滋賀県立図書館大会議室
■【講義1】
  講義 I 「お話会と絵本の選び方」
  講師 茶谷 えりか氏(守山市立図書館 管理運営係 係長)

【報告】

  平成28年度 子ども読書ボランティア・ステップアップ講座 1回目のようす 茶谷先生からは、ご自身の子育ての経験を交えながら、読み聞かせについて実践的なアドバイスをしていただきました おはなし会では、感情豊かに読むよりも、子どもたちの感情移入を妨げないように、むしろ淡々とゆっくり、後ろまで声を届けることを意識するように仰いました。
 また、話し手本人が本を楽しみ、子どもたちと楽しい時間を共有することが何より大事であると、お話しいただきました。

【受講者の感想から(抜粋)】
・「読み手の気の配り方、子どもたちを中心に考えていくこと、様々教えていただきました。」
・「内容がわかりやすく、実践的でよかったです。」
・「これから読み聞かせを始めようと思っているので、とっても参考になりました。」

平成28年度 子ども読書ボランティア・ステップアップ講座 1回目のようす■【講義2】
  講義U「子どもたちの読書を豊かなものとするために」
  講師 平井 むつみ氏(滋賀文教短期大学 国文学科 教授)

【報告】
 平井先生からは、子どもの読書をめぐる状況についてデータに基づいて御説明いただいた後、子どもにとって読書はなぜ大切なのかについて、言葉の力を理解し、心を育てるという面からお話しいただきました。
  また、子どもが本を楽しむとはどういうことか、そのために大人ができることは何か、についてもご講義いただきました。
【受講者の感想から(抜粋)】
・「現在の状況など学校で読み聞かせをしているので大変役立ちました。」
・「本と子どもをつなげることの意味、役割をわかりやすく伝えてくださった。」
・「今から自分にできること、していかなければならないことが見えてきました。」

第2回 実施報告

【日時・会場】
  平成29年1月14日(土) 13:00〜16:20   参加者:60名
  草津市市民交流プラザ
平成26年度 子ども読書ボランティア・ステップアップ講座 2回目のようす■【講義1】
  講義T「子どもと本のかけ橋に〜やってみようブックトーク〜」
  講師 二井 治美氏(草津市立南草津図書館 副館長)
【報告】
 二井先生からは、まず、ブックトークの意義や方法について御説明いただきました。ブックトークの組み立てについては、核となる本・切り口を設定し、そこから結びつくように構成していけばよい、と具体的な例を交えながらお話しいただきました。
 また、よいブックトークをしようと思ったら日頃からの読書量と幅が必要であることを重ねて強調しておられました。そのあと、受講者がイメージしやすくなるよう、中学生向けのブックトークを実演していただきました。

【受講者の感想から(抜粋)】
・「実際上注意点をデモンストレーションをしていただいて、大変わかりやすかったです。」
・「もう少し自分に力をつけて、ぜひブックトークに挑戦してみたい。」
・「内容の濃いブックトークの展開に圧倒、感動いたしました。」

2回目のようす■【講義2】 講義II「子どものことば、こころを育てるわらべうた」
 講師 山本 淳子氏(大阪YWCA専門学校 子どもと子どもの本の講座講師)

【報告】

 山本先生からは、昔から歌い継がれてきたわらべうたの持つ力や意味をお話しいただきました。そのあと、受講者同士の手遊びも交えながら、御準備いただいた資料に沿って、わらべうたを実演していただきました。

【受講者の感想から(抜粋)】
・「とっても楽しかったです。最近お話し会でわらべ歌を取り入れるようにしていますので、とっても参考になりました。」
・「とても優しいお歌でした。情緒が豊かになると思いました。」
・「わが子がとても小さいので歌って遊んでみたいと思います。」

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