平成22年度「淡海生涯カレッジ草津校」の講座実施レポートをお届けします。
期間:平成22年6月19日(土) 〜平成23年1月29日(土) 土曜コース
受講生:31名
| 講座 | 日時 | テーマ | 講師 |
|---|---|---|---|
| 第1講 | 6月19日(土) 14:15〜16:00 |
「琵琶湖の生態系」 〜琵琶湖の水質とプランクトン〜 |
「琵琶湖環境科学研究センター」 一瀬諭(いちせさとし)さん |
| 第2講 | 6月26日(土) 10:00〜12:00 |
「自然観察会」 自然観察&ネイチャーゲーム |
「滋賀大学 環境学習支援士会」 橋田卓也さんほか |
| 第3講 | 7月3日(土) 10:00〜12:00 |
「琵琶湖にすむ外来魚」 〜ブラックバスを食べてみよう〜 |
「滋賀県立琵琶湖博物館」 前畑政善さん |
| 第4講 | 7月17日(土) 9:30〜12:00 |
「環境新技術とエコアイディア」(工場見学) | 「パナソニック株式会社HA社 ひろげるエコ推進チーム」 廣畑諭さん、中川智さん |
| 第5講 | 7月24日(土) 10:00〜12:00 |
「みんなで考えるエコ交通」 〜かしこいクルマの使い方講座〜 |
「滋賀県交通政策課」 小嶋栄子さん 「草津市環境課」 黒川克彦さん |
琵琶湖のプランクトンや水草などをプレゼンテーションソフトを使って説明中。【内容】 水質の変化やプランクトン、水草などから琵琶湖の生態系を考える。講義の後、顕微鏡で琵琶湖に生息するプランクトンを観察。
感想より:○あんなに色々なプランクトンがいることを知り驚きました。琵琶湖を違った目から見ることができた気がする。人間が汚していっていることを改めて考え、反省し、少しでも美しい湖に戻るよう行動していかないといけないと思う。
○琵琶湖の透明度は年々良くなっているのに、水質は良くなっていないということに矛盾を感じた。流れ藻の有効活用に、もっと力を入れるべきだと感じた。
雨の中の自然観察。【内容】 ネイチャーゲームや自然観察を通して仲間づくりのきっかけをつくる。
感想より:○雨はとても残念だったが、それに負けずに楽しい2時間だった。木の葉っぱにとても関心やら興味を持つことができ、環境になくてはならない大切な「木」のことを学ぶことができた。また、ゲームのおかげでたくさんの人を知ることができ、仲良くなれた。
○ネイチャーゲームで葉っぱの標本を作ることになったが、すべてが同じに見えた。グループの人たちに助けられて何とか作ることができた。
○木の葉一枚一枚でもこんなにも形が違うことに驚いた。自然には何一つ同じものはないのですね。
外来魚が琵琶湖に与える影響を学習した後、
博物館内のレストランで「バス天丼」を食べました。【内容】 外来魚問題から琵琶湖の環境を考える。講義内容を踏まえ、ブラックバスを食べてみる。
感想より:○「生存権」はどの魚にもあるかもしれないが…とはいえ、外来魚に他の魚の生存権を脅かす権利もないと思うのだが…。ニゴロブナの減少が一番残念だ。
○最近ではピラニアやワニガメのような凶暴な種も琵琶湖に放す飼い主の身勝手さには呆れる思いだ。
○ブラックバスの試食は白身の魚で柔らかく美味しくいただいた。スーパーで取り扱ってくれれば食卓に並ぶのに…。
実際の冷蔵庫に使われている断熱材がどれほど熱を通さないかの実験。【内容】 パナソニックが取り組んでいる環境活動について講義。その後実験や冷蔵庫工場見学など。
感想より:○冷蔵庫工場は何一つ無駄なものはなかった。屋根に天窓をつけ太陽光を通す工夫もエコだと思う。大量生産・大量消費の時代が終わっているのだから必要なものを必要な量だけ造るのも大事だと思う。
○パナソニックのエコへの取り組み、環境への思いがよく理解できた。
○個人ではできない工場見学ができてよかった。消費者はもちろんですが、メーカー側もエコや環境、省エネ等をいろいろ考え、頑張っていることを知り、地球上のみんなが一つになって少しずつでも進んでいけたら、まだまだ「未来は明るいのではないか」と大きな夢を持ちました。
【内容】 過度の自家用車依存から、公共交通機関との組み合わせで環境に配慮した移動手段を考える。後半は草津市が取り組んでいるエコドライブに関する講義・DVD鑑賞。
感想より:○今の道路状況は、バイクや自転車には優しくない。草津市のまめバスはGOOD。
○バス利用でバス存続に貢献できるのなら活用していきたい。
○エコ運転が少数派ではあまり意味(効果)がないので、ドライバーに広く普及啓発を行い「エコ運転競争」なるものが浸透(流行)するくらいのPRが必要ではないか。


草津市役所西玄関にある「ゴーヤ・緑のカーテン」は、夏の日差しをさえぎり、室温の上昇を抑えて、冷房に使う電気を節約し、二酸化炭素の排出が抑えられます。
ゴーヤにはβ-カロチンやビタミンB1、またカリウム、リン、鉄分などミネラル類も豊富で体のむくみをとり、疲労を回復してくれるため、夏バテ防止に大いに役立つそうです。
| 講座 | 日時 | テーマ | 講師 |
|---|---|---|---|
| 第1講 | 8月7日(土) 13:30〜16:30 |
お元気ですか 〜エコはがきを出しましょう〜 |
玉川高等学校 日口由美子先生 ほか |
| 第2講 | 8月21日(土) 13:30〜16:30 |
廃品を使ってエコグッズを作ろう! | 草津高等学校 寺田雅子先生 ほか |
| 第3講 | 8月28日(土) 9:00〜12:00 |
環境こだわり米を使った米粉パンづくり | 湖南農業高等学校 野口佐登司先生 ほか |
| 第4講 | 9月11日(土) 13:30〜16:30 |
琵琶湖の生物 | 光泉高等学校 池尻周二先生 ほか |
| 第5講 | 9月25日(土) 9:00〜12:00 |
健康と環境を考える 〜万が一のための救急手当てとAED〜 |
草津東高等学校 村山和恵先生 ほか |
【内容】 牛乳パックから手すきはがきを作る。
感想より:○貴重なパルプである牛乳パックの回収率は50%前後とのことで、さらにリサイクルすべく、メーカー、流通でPRすべきと考えます。
○紙パックの再利用、すなわち森林資源の大切さを学ぶことについては、そもそも、現在の大量消費、大量廃棄を問題にすべきで、この使い捨て紙パック容器の減少を目的とした見直しをすべきではないかと思います。


【内容】 普段ゴミとして捨てているものを使って、エコグッズを作る。
感想より:○廃品の再利用はいろいろな工夫によって違った形での活用があります。日ごろの行動の中で、幅広く考え、捨てるものをいかに減らしていくか考え直す時期です。
○不器用でうまく作れなかったが、廃品も資源ととらえ、ごみ減量化に努めたいです。


【内容】 環境こだわり米についての講義のあと、米粉パンを製造する。
感想より:○地産のお米で美味しいパンが焼けるのですから最高です。
○エコや生態系の難しい話ではなく、楽しい企画でした。米粉の弱点グルテンを加えることで米粉からパンを作ることができることを学びました。


【内容】 琵琶湖に生息するプランクトンの観察とよし笛の製作。
感想より:○顕微鏡をのぞき、ワクワク、ドキドキ。一滴の水の中の生物に感動しました。
○プランクトンの量や種類を観察することで、今年の猛暑や少雨による琵琶湖の水質の変化が懸念されることがわかりました。


【内容】 健康と環境についての講義の後、AEDの使い方や心肺蘇生法を学ぶ。
感想より:○AEDの使い方、また健康と環境を考えるという点に、指導の先生やボランティアの学生の協力のもと、大変参考となるとともに、私自身の考え方が変わったように思います。
○環境といえばすぐCO2量が問題にされますが、子どもや若者が育っていくための環境、そして生きていくための良い環境そして、次世代につないでいくこと。突き詰めると健康で健全な社会であること。それを改めて知ることが出来て役立つ知恵を教えていただきよかったです。


| 講座 | 日時 | テーマ | 講師 |
|---|---|---|---|
| 第1講 | 10月2日(土) 13:30〜15:30 |
びわ湖の湖流と物質循環 (グループ学習について) |
滋賀大学教授 遠藤修一 氏 |
| 第2講 | 10月9日(土) 13:30〜15:30 |
滋賀の食・アジアの食 | 滋賀大学教授 堀越昌子 氏 |
| 第3講 | 10月 30日(土) 13:30〜15:30 |
滋賀の風土から減災を学ぶ | 滋賀大学教授 山崎古都子 氏 |
| 第4講 | 11月 6日(土) 13:30〜15:30 |
農業と環境 | 滋賀大学教授 木島温夫 氏 |
| 第5講 | 11月 13日(土) 13:30〜15:30 |
学ぶこと、生かすこと | 滋賀大学准教授 神部純一 氏 |
| 第6講 | 11月 27日(土) 13:30〜15:30 |
びわ湖はいくらか −環境の価値とその経済的評価 |
滋賀大学准教授 田中勝也 氏 |
| 第7講 | 12月 4日(土) 13:30〜15:30 |
環境問題と環境教育 | 滋賀大学教授 川嶋宗継 氏 |
| 第8講 | 12月 11日(土) 13:30〜15:30 |
環境保全的な農業と農村の資源管理 | 滋賀大学准教授 藤栄 剛 氏 |
| 第9講 | 12月 18日(土) 13:30〜15:30 |
環境教育・環境学習って何だろう | 滋賀大学准教授 市川智史 氏 |
| 第10講 | 1月 29日(土) 13:30〜15:30 |
グループ学習発表会 | 講師全員 |
【内容】 改正教育基本法において、「生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと」が新たに規定されたことを学び、その後「ゴミって何だろう」をテーマにみんなで意見を出し合い「環境教育・環境学習とは何か」をワークショップ形式で学習しました。
あの ゴミ箱に入れられた新聞紙 は、ゴミですか? その理由は?
あの ゴミ箱から拾われた新聞紙 は、ゴミですか? その理由は? etc…


【内容】 講義が終わった後、自分たちで決めたテーマごとにグループで研究しています。
現地視察や資料づくりなど、大津校の生徒さんと一緒に研究を進めることで、いろいろな視点から環境問題を考えることができ、また情報交換も活発に行われ、「環境人」としての知識もどんどん増えていきます。

【内容】 グループ学習で学んだことを発表しました。
各グループのテーマは、
・「オコナイ」について
・「アオバナ」から学ぶ
・「食を考える」
・「ゴミ減量とリサイクル」 でした。
泊りがけで現地取材をしたり、アオバナの将来を真剣に考えたり、農産物の直売所等をめぐり、食について研究したり…座学だけでは学べなかった様々なことを仲間とともに学習しました。


生涯学習ができる場があることに感謝しております。また、生物の多様性が人間を支えてくれていることを子どもや孫の代にまで伝えていきたいと思っております。大変貴重な場をいただきありがとうございました。(問題発見講座:琵琶湖環境科学研究センター 一瀬諭さんより)
皆様の熱心な姿が印象的でした。今回学ばれたことをぜひ地域に広げていっていただければと思います。ありがとうございました。(問題発見講座:滋賀県交通政策課 小池栄子さんより)
一緒に勉強させていただき、本当にいい経験になりました。ありがとうございました。
(実験・実習講座:草津東高校学生ボランティア 辻本さんより)
皆さんの「勉強するぞ!」という態度にびっくりしました。私も見習わないといけません。
(実験・実習講座:玉川高校学生ボランティアYさんより)