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平成22年度 淡海生涯カレッジ 長浜校

更新日:2011年1月17日

 現在開講中の、平成22年度「淡海生涯カレッジ長浜校」の講座実施レポートをお届けします。

テーマ:「身近な問題から見つめ直そう」 〜バイオテクノロジーから自然環境まで〜

期間:平成22年6月19日(土) 〜平成22年12月11日(土) 土曜コース  
受講生:46名

(1)問題発見講座

講座 日時 テーマ 講師
第1講 6月19日(土)
15:30〜17:00
我々の暮らしとバイオテクノロジー 長浜バイオ大学
 教授  蔡  晃植
第2講 6月26日(土)
13:00〜15:30
もったいない・おかげさま・ほどほどに
 −MOHが人間と環境を育てる−
新江州株式会社循環型社会システム
 研究所課長MOH通信編集長 辻村 琴美
第3講 7月10日(土)
13:00〜15:30
自然に無駄なし
 −琵琶湖と資源の循環−
財団法人滋賀県文化財保護協会
 調査普及課長 大沼 芳幸
第4講 7月17日(土)
12:00〜17:00
現地研修 古紙リサイクルについて 黒田紙業株式会社
 草津営業所 共田 春男
第5講 7月31日(土)
12:00〜17:30
フィールドワーク 山門水源の森を訪ねて NPO法人環境工房ころころ
 理事長  田中 萬祐
山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会
 藤本 秀弘

第1講  我々の暮らしとバイオテクノロジー (会場:長浜バイオ大学)

講義のようす

 バイオテクノロジーの歴史から、日常生活での活用事例、バイオテクノロジーの便利さと課題などについて、長浜バイオ大学の蔡教授から、講義いただきました。バイオテクノロジーという分野について、具体例と映像を用い、おもしろくお話をいただき、非常に好評でした。

感想より:とてもよく理解できました。これからのカレッジ受講が楽しみになりました。

第2講 もったいない・おかげさま・ほどほどに−MOHが人間と環境を育てる− (会場:六荘公民館)

講義のようす

 「もったいない」、「おかげさま」、「ほどほどに」、循環型社会をめざすというテーマのもと、新江州株式会社の辻村氏より取り組まれた事例や、現在の社会環境から未来に向けたまちづくりにまで、広い範囲にわたり講義いただきました。

感想より:食糧生産・食糧消費についてだけでも、いろんな観点から考えていく必要性を感じました。

第3講  自然に無駄なし−琵琶湖と資源の循環− (会場:六荘公民館)

講義のようす

 県文化財保護協会の大沼氏より、発掘調査の現場からわかる自然と人間の関係について、具体的に講義いただきました。滋賀県の古代の歴史から自然、食文化まで広範囲にわたり大変参考になりました。最後に「喰って守る琵琶湖の魚・そして環境」というキーワードをいただきました。

感想より:古代から大切にしてきた琵琶湖と湖魚、自然、文化などについて、今を生きる私たちがそれらの文化を継承し、自然との一層の共生を考えなければと感じました。

第4講  古紙リサイクルについて (会場:黒田紙業株式会社 草津営業所)

講義のようす

 黒田紙業株式会社草津営業所にて、現地研修をさせていただきました。業務部の共田次長より紙のリサイクルについて、工場見学と説明を受けました。環境学習の面から、古紙リサイクルの仕組みは、大変興味深いものでした。

感想より: 古紙回収率の高さに驚きました。工場見学は、とてもよい経験となりました。

第5講  山門水源の森を訪ねて (会場:長浜市西浅井町山門)

講義のようす

 山門水源の森までの車中、湿原について環境工房ころころ理事長の田中氏より講義を受けた後、現地において「生物多様性」についてのガイダンスを受けました。その後、山門水源の森に入り実際に自然を体験しました。

感想より: 山門水源の森の持つ生物多様性についてよく理解でき、実際に自然の持つ力を感じることができました。自然の存続が困難だという事実は大変考えさせられました。


(2)実験・実習講座

講座 日時 テーマ 講師
第1講 8月7日(土)
13:30〜16:30
食品の中の鉄の含量をはかってみよう 滋賀県立長浜農業高等学校
  教諭 藤沢 真尚 ・ 森沢 進 
第2講 8月28日(土)
13:30〜15:30
身近にある色素の抽出とその性質について 滋賀県立虎姫高等学校
  教諭 堀  浩治
第3講 9月4日(土)
13:30〜15:30
顕微鏡による植物細胞の観察 滋賀県立長浜高等学校
  教諭 宮ア 隆司・谷口 惣亮・梅本 美保
第4講 9月11日(土)
13:30〜15:30
光の科学
  −虹の七色から紫外線まで−
滋賀県立伊香高等学校
  教諭 平塚 隆三
第5講 9月18日(土)
13:30〜15:30
身近な物で電池をつくる 滋賀県立長浜北高等学校
  教諭 竹本 孝之
第6講 10月2日(土)
13:30〜15:30
光と色の生化学
  −ルミノール反応と炎色反応−
滋賀県立長浜北星高等学校
  教諭 木村 晋輔 ・ 西川 聡

第1講  食品の中の鉄の含量をはかってみよう(会場:滋賀県立長浜農業高等学校)

講義のようす

 「食品の中の鉄の含量をはかる」ということで、実験資料の黒糖、青ネギ、ポップコーンの3種の食品の定量実験を行ないました。試験管やピペットなどの実験器具を手に、やや緊張しながらの実験でしたが、お互いに協力し合いながら行なうことができました。実験結果より、食品の栄養素や働きなどを学ぶことができました。

感想より: 実験は学生時代依頼で緊張しましたが、協力しあい楽しくできました。食に対する関心も高まりました。2班に分けての実習で、先生方にはご苦労いただきありがとうございました。

第2講 身近にある色素の抽出とその性質について(会場:滋賀県立虎姫高等学校)

講義のようす

 ペーパークロマトグラフィーによる水性サインペンの色素の分離によるRf値の算出、分光光度計を用いた波長の分析、色の変化によるpH測定、と専門的な器具による実験でした。色の基本やその性質について、詳しく学ぶことができました。

感想より: 分光計を用いずに、身近な物で水質や土壌のpH値を知ることができるということで、今後試してみたいです。

第3講  顕微鏡による植物細胞の観察(会場:滋賀県立長浜高等学校)

講義のようす

 顕微鏡を用い、植物細胞の観察をしました。特に葉緑体の動きと光合成の関係などが、観察により深く理解ができました。また松の気孔の観察により、大気汚染の判定ができるなど興味深い内容でした。

感想より:顕微鏡に触れるのが久しく、楽しく実習できました。植物の大切さ、重要さが理解できました。先生方にも大変お世話になりました。

第4講 光の科学−虹の七色から紫外線まで−(会場:滋賀県立伊香高等学校)

講義のようす

 太陽光線や紫外線など、光についての知識を学びました。特に紫外線について、様々な日焼け止め用品を用いた紫外線の測定実験では、効果的な対処法を学ぶことができ、地球温暖化などの問題にも大いに関心が高まりました。

感想より: 実験をとおして、新たな知識を学びました。実生活にも役に立てることができ、とても有意義でした。

第5講 身近な物で電池をつくる(会場:滋賀県立長浜北高等学校)

講義のようす

 身近な物で電池をつくるということで、活性炭で豆電球をつけたりレモンや玉ねぎでオルゴールを動かす実験をしました。また電池を発明したボルトの実験を、硫酸を使い再現しました。

感想より: 豆電球をつけたりと、小学校の理科の実験のようで楽しかったです。電気について考えるいい機会になりました。

第6講  光と色の生化学−ルミノール反応と炎色反応−(会場:滋賀県立長浜北星高等学校)

講義のようす

 薬品を用い火に色をつけたり、線香花火や色つき花火を作る実験や、ルミノール反応で、液体を光らせる実験をしました。取り扱いに注意のいる薬品や火薬を使い、緊張しながらも、花火を作ること ができ、楽しい実験になりました。

感想より: 花火を原料からつくり、点火し確認するという実験は、とても楽しかったです。先生方のおかげで危険なく実験ができました。


(3)理論学習講座 (会場:長浜バイオ大学)

講座 日時 テーマ 講師
第1講 10月9日(土)
13:30〜15:30
ウイルスって何? 長浜バイオ大学
 教授 伊藤 正恵
第2講 10月23日(土)
13:30〜15:30
バイオサイエンスと医療再生 長浜バイオ大学
 教授 永田 宏
第3講 11月6日(土)
13:30〜15:30
滋賀県特産品のブランド化と食の安全に向けた取り組み 長浜バイオ大学
 准教授 河内 浩行
第4講 11月13日(土)
13:30〜15:30
ホラー小説に見る生命科学 長浜バイオ大学
 講師 池内 俊貴
第5講 11月20日(土)
13:30〜15:30
ノーベル賞からみるバイオテクノロジー開発の歴史 長浜バイオ大学
 講師 長谷川 慎
第6講 12月4日(土)
13:30〜15:30
マゴットセラピー 株式会社バイオセラピーメディカル
 副社長 高瀬 仁志
第7講 12月11日(土)
13:30〜15:20
植物は環境問題解決の切り札だ 長浜バイオ大学
 教授 蔡 晃植

第1講  ウイルスって何?

講義のようす

 インフルエンザウイルスをはじめ、我々の身近に存在するウイルスの構造や感染方法等、興味深い話を分かりやすくご教授いただきました。

感想より: 去年のパンデミック(世界的流行)で、ウイルスの恐ろしさを知りました。ウイルスが体内で病気を起こす仕組みについて改めて学びました。

第2講 バイオサイエンスと医療再生

講義のようす

 医療崩壊の原因や医師不足・医療費増の現状や課題について実際の数値を見ながら教えていただきました。バイオサイエンスと医療の関係について、大変興味深い内容でした。

感想より: バイオサイエンスと医療とは、全く接点が見当たらなかったのですが、お話を聞いて、自分たちの生活に逼迫した問題だと考えさせられました。

第3講  滋賀県特産品のブランド化と食の安全に向けた取り組み

講義のようす

 食肉の格付けの方法から、骨由来のDNAの検出法など、非常に専門的な講義となりました。バイオテクノロジーと食品の関係について学ぶことができ、バイオテクノロジーが身近に感じられました。

感想より:非常に専門的で、難しい部分もありましたが、DNA検出方法などの研究開発に携わられている先生のご努力がうかがい知ることができました。

第4講 ホラー小説に見る生命科学

講義のようす

 ホラー小説作家でもある講師から、ホラー小説と生命科学というユニークな視点でのおもしろい講義を聞くことができました。

感想より: これまでにない新鮮な内容でした。フランケンシュタインや、リングなど、小説の中に描かれた生命科学的要素について、大変おもしろく聞くことができました。

第5講 ノーベル賞からみるバイオテクノロジー開発の歴史

講義のようす

 古代ギリシア哲学から最近のバイオテクノロジーまで、開発という視点から、化学の発達の経緯や歴史を学ぶことができました

感想より: 周期表の解説や化学者の名前を聞き、学生の頃学んだ化学の歴史を思い出すとともに、さらに深いお話が聞けてとても有意義な時間でした。

第6講  マゴットセラピー

講義のようす

 マゴットセラピー(医療用ウジ治療)について、株式会社バイオセラピーメディカルの高瀬副社長に講義をしていただきました。難治性創傷を生物の特性を利用し治療するという興味深いお話しでした。

感想より: マゴットセラピーという新しい治療方法について、実物を見ながらの講義は、リアルでよく理解できました。このような治療法があることに驚き、ぜひ成功させてほしいと思いました。

第7講  植物は環境問題解決の切り札だ

講義のようす

 植物に含まれる有用物質やその活用方法について、たいへん楽しく教えていただき、植物のもつ可能性と環境問題について、あらためて考える機会となりました。

感想より: 先生のお話が非常にわかりやすく、よく理解できました。植物工場のお話は大変興味がわきました。


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