「親子ふれあいフォーラム ―親と子、地域の人々と一致協力し、創造する喜びを味わう―」
( 守山市立吉身小学校
全学年児童とその保護者
)
3月に学校支援メニューを見てくださった吉身小学校のPTAの方から、「PTA事業として、PTAおよび小学校とともに親子で楽しめる企画を考えています。県生涯学習課の学校支援の実践例を拝見し、体験を含めて雪印乳業の方に来ていただきたいのですが可能でしょうか?」と、ご相談がありました。
雪印乳業にご相談したところ、快く受けてくださり、連携が実現しました!
前半は、雪印乳業が作られた食育ビデオ「感謝をこめていただきます―牛から学ぶいのちの恵み―」を見ました。
このビデオの中では、本当の牛が学校にやってきます。そして、子ども達は最初はこわごわやっていた乳しぼりにも慣れてきて、牛とふれ合います。ですが、その後「この牛達を私達は食べているんだ。」という事実にあらためて気づかされます。
家畜は、私達人間のために命を提供してくれている動物です。私達人間も命をいただいているんだという気持ちを忘れず、食事のときの「いただきます」「ごちそうさまでした」のあいさつも、心をこめて言いたいですね。
「食」に関するお話では、体や人のエネルギーのもととなる乳製品(牛のミルクから作られる食べ物)のこと、また、骨を強くするポイントなど教えていただきました。
骨は、ただカルシウムをとるだけでは強くなるとはいえません。骨を強くするポイントは、1.カルシウムをとる、2.運動をする、3.外で元気よく遊ぶ(太陽を浴びることも大事)、4.よく寝る、ことが大切です。
県民運動でもある「早寝、早起き、朝ごはん」を、実践していきましょう!
他にも、用意されていた等身大の牛の絵の大きさにびっくりしながら、乳牛や乳製品の種類、栄養についてのクイズなどもあり、楽しくお話をしていただきました。
食に対する関心を高めた後は、手をしっかり洗いアルコール消毒をして、いよいよバターづくり体験です!
下記のように作ります。
持ち方や振り方の注意点を教えていただきながら、みんな一生懸命でした。
最後は、手作りバター、手作りバターに塩をかけたもの、市販のバターをそれぞれクラッカーにのせて食べ比べました。
味の好みはありますが、あちらこちらで「とてもおいしい!」の声が聞こえてきました。
人数も大変多く、親子で楽しく、また友達と体験をとおして味わうバターの味は、さらに格別だったことでしょう。
「食べることは、命(命の恵み)をいただき命をつなげていくこと。栄養いっぱいのバター・ヨーグルト・チーズなどの乳製品もたくさん食べて、りっぱな体と心を育ててください。」と講師の方もおっしゃっていました。
食事(栄養)をしっかり摂り、元気よく遊び(運動して)、健康な体をつくっていきましょう!
試食してみてどう思いましたか?
「地域の力を学校へ」というすばらしい推進事業があることを、今回初めて知りました。
連携されている企業もたくさんあり、個人的に興味のあるものも沢山ありましたし、普段の学校授業でもどんどん利用して、子どもたちにいろいろな体験をさせてやって欲しいと思いました。
これからもすばらしい連携授業が続きますことを願うばかりです。
本当にお世話になり、ありがとうございました。
におねっとの「「学校支援メニュー」一覧」を見ていろいろな支援があることを知り、その中にPTA行事に対しても支援実績があったので利用させていただきました。
PTAの役員は毎年入れ替わるので、誰もが何をどう企画してよいものか悩むところです。
学校の授業支援だけではなくPTA行事でも利用できる支援メニューが増えると大変うれしいです。
PTA厚生部長さんが年度初めより「親子ふれあいフォーラムの取り組みについては、におねっとの『学校支援メニュー』を通して内容を考えています。」とおっしゃり、その計画立案の速さにびっくりしました。
その後も学校支援ディレクターや雪印乳業の方と連絡をとられたり、厚生部員の方々と打ち合わせを重ねられたりしておられました。
学校といえば、当日に向けての準備物を確認する程度で、今回の取組では厚生部員の方々のいきいきと活動されている姿を見るに付け、PTA活動として、すばらしい運営をされてきたと感心させられました。それだけに、学校支援ディレクターのサポートが的確で配慮の行き届いたものであったと感謝しています。
皆さん暑い中お疲れ様でした。
ミルクからはいろんなものが出来ているということ覚えていますか?
そして食べ物をいただくときはしっかりと感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさま」を忘れないでください。
皆さんのたくさんの笑顔見ることが出来、私達も楽しく過ごすことが出来ました。
本当にありがとうございました。また良かったらお家でもバターを作ってみてください。