本文へジャンプ

「地域の力を学校へ」推進事業 平成22年度 学校支援の実践例

掲載日:2010年11月5日
連携授業のようす

テーマ

「マナー講座」

学校・園名

草津市立新堂中学校2年生

講師

パナソニック株式会社ホームアプライアンス社

日付

平成22年10月14日

教科等

総合的な学習の時間

授業

連携授業のようす

 講師の方は、職場体験を控えた生徒たちに、社会人としてのマナーの大切さについて次の6つのポイントについて話されました。

  1. マナーとは?
     もし、自分があいさつをして相手からあいさつが返ってこなかったら、寂しい気持ちになります。マナーとは、「相手を思いやる心をもって、その場にふさわしい態度、言葉づかいをすること」です。

  2. 第一印象は、何で決まる?
    <1> 外見・身だしなみ … 55%
    <2> 話し方         … 38%
    <3> 話の内容       …  7%
    (メラビアンの法則より)
     自分の好きなファッションは個性ですが、仕事のときは、仕事にふさわしい服装をすることが大切です。

  3. 「言葉づかい」
    <1>言葉使い …言葉をつかうこと
    <2>言葉遣い …相手のことを思って言葉をつかうことという意味の違いがあります。
     話し方の3つのポイントは、<1>正しく、<2>わかり やす く、<3>感じよく 話すことです。

  4. 挨拶とは?
    挨 … 「心を開く」
    拶 … 「相手にせまる」 という意味があります。
    挨拶に1番必要なものは、「笑顔」です。

  5. 名刺ってただの紙?
    名刺は、人と人とを結ぶもので、その人そのものなので、ていねいに扱うことが大切です。

  6. おじぎのしかた
    おじぎには、会釈(15°)・ふつうの礼(30°)・ていねいな礼(45°)の3種類があります。

 5では、名刺の差し出し方やいただき方について実際に手本を示してもらいながら、新堂中学校の生徒のみなさんも実際に練習しました。後日行われる職場体験でも自分の名刺を渡す予定なので、良い練習の機会となりました。
 また、6では、立ち方のポイントからおじぎのポイントを講師の方に示していただき、生徒のみなさんも実際に練習しました。あいさつの前に相手の目に視線を一瞬止めることや、言葉の終わりからおじぎを始めることなど具体的に説明してくださったので、「職場体験の時にも、練習の成果を生かしてほしい」と講師の方がおっしゃっておられました。

感想

生徒の感想 【草津市立新堂中学校の生徒より 】

  • 職場体験に行く時は、礼儀をしっかりして行かないといけないことが分かりました。
  • 知らないことを沢山教えていただいて、今後の人生にとても役に立ちそうで感謝しています。
  • 知らないマナーがたくさんあってためになりました。お辞儀の角度がむずかしかったです。
  • ていねいに話すために、色々な話し方や、あいさつのしかた、名刺の渡し方などを深く学びました。
  • あいさつだけでも色々と気をつけなければいけないことはたくさんあるものだと思いました。
  • やはりあいさつに重要なものは笑顔だということがよく分かりました。今日習ったことを活かして、職場体験もがんばります。
  • どんな時もマナーは大切なことで、社会に出て行く上で重要なことだと思いました。職場体験ではマナーに注意していきたいです。
  • お辞儀にも角度が決まっていることを初めて知りました。第一印象はやはり外見で決まるということが分かりました。
  • 前で発表するのはいやでしたが、書き方が良いとほめられてうれしかったです。
  • マナー講座はもっとかたくるしいものかと思っていましたが、そんな感じがなくて分かりやすく、楽しかったです。
  • 前より内容が分かりやすく良かったと思います。名刺の渡し方やお礼のしかたなど、知らないことがたくさんあって、礼儀のことがよく分かりました。
  • どこの会社でも共通なことがあることが分かりました。
  • 講師の方は、とてもていねいな日本語を使っておられ、驚きました。
  • 言葉はもちろんていねいにして話さないといけないし、笑顔で話さないといけないことが分かりました。

学校・園の感想 【草津市立新堂中学校の先生より】

  日々の忙しさもあり、打ち合わせが充分とれなかったように思います。

講師の感想 【パナソニック株式会社ホームアプライアンス社の方より】

 事前にお聞きしていましたが、全体に問いかけても反応はあまりないので、話が届いているか心配でしたが、一人ひとりと話をすると、理解をしてもらっているようで、少し安心しました。生徒さんへの授業の難しさを感じました。

児童たちへのメッセージ

 今の時期に、実際に社会に出てお仕事なさっている方と一緒に過ごす時間がもてるのは、皆さんにとってとても有意義なことですので、職場体験、頑張ってください。

平成22年度実践例の一覧ページへ
△ ページのトップへ