平成22年2月12日に、「総合的な学習の時間コーディネーター養成講座」の一環として、学校への出前授業や体験学習支援を行う60の企業・団体等が、環境や国際理解、食育、文化などのテーマごとにブースを設置し、学校教員等約150名を対象に、教材やプログラムの提案などの学校支援メニューを紹介する「学校支援メニューフェア」を開催しました。
平成19年度から始まったこの取組も、今年で3回目となりました。企業の社会的責任(CSR)として子どもの学習支援を行う気運が高まっていることもあり、企業・団体側から積極的にアピールがありました。
(企業・団体等によるブースの様子)
教員向けにブース出展の形で講座を開催するのは滋賀県独自の取組で、「総合的な学習の時間」だけでなく、他の教科の学習などでも活用できる支援メニューの提案がたくさん行われ、参加した教員、企業団体の方から次回も参加したいとの声が多くありました。
今後も、様々な領域で子どもたちの学習支援をしていただける地域の方や企業、団体等の情報収集を行い、学校に周知できるよう、ホームページや研修会などで「学校支援メニュー」の情報提供を行うとともに、学校支援メニューフェアのように教員と学校を支援していただく方とが直接話をする出会いの場づくりに取り組んでいきます。
(「学校支援メニュー」登録団体等連絡会の様子)
「学校支援メニューフェア」終了後、「学校支援メニュー」に登録いただいている企業・団体等が、学校側のニーズや状況を把握し、互いに情報交換して支援者同士のネットワークづくりを作っていただくため、今回初めて、連絡会を開催しました。
53の企業・団体等から73名の支援者に参加していただき、自己紹介や支援内容の紹介等、熱心な意見交換が行われました。
今後も、学校側と支援者側の課題や工夫を情報交換・意見交換することにより、学校と支援者の連携が深まるよう取り組んでいきます。
◎日程:
平成22年(2010年)2月12日(金)
13:00〜14:20「学校支援メニューフェア」
14:20〜15:00休憩・移動
15:00〜16:15「登録団体等連絡会」
◎会場:
ピアザ淡海(滋賀県立県民交流センター)内3F会議室およびホワイエ
(大津市におの浜一丁目1−20)
◎参加者:
企業・団体等…「学校支援メニュー」一覧登録のうち参加を希望する企業・団体等
・ 「学校支援メニューフェア」:60の企業・団体等
「学校支援メニューフェア」出展企業・団体等(PDF:18KB)
・ 「登録団体等連絡会」:53の企業・団体等
教職員…県内小・中・高等学校および特別支援学校の教員約150名