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平成26年度 自然体験活動指導者養成事業(SMAP研修会)

更新日:2014年4月14日
 この事業は、PA(プロジェクトアドベンチャー)の手法をもとにした、しが「心の冒険プログラム」SMAP(Shiga Mental Adventure Program)を通して、「人を信頼するこころ」を育て、学校や各種事業等で子ども同士、あるいは大人同士の人間関係づくりを効果的に支援できるスキルを身につけることを目的として実施しています。

 平成26年7月末から10月にかけて、北部会場(彦根市荒神山自然の家)と南部会場(希望が丘文化公園青年の城)に分けて、両会場とも3回にわたって研修会を開催しました。
 学校の教員をはじめ、公民館、子どもの体験活動を行うNPO団体等から参加があったほか、大学生の参加もありました。

 第1回は、「学ぼう」をテーマに緊張をほぐすアイスブレイクを中心に研修を行い、第2回は、「深めよう」をテーマに問題を解決し、絆を深める活動を中心に研修を行いました。さらに、第3回は、「実践しよう」をテーマに、参加者が各所属において学んだ成果を実践できるように、アクティビティの構成を考え、学校や公民館での一場面を想定して、指導者役の参加者が子ども役の参加者に指導するという研修を行いました。

研修会のようす

 SMAPはアクティビティの持つ力とグループの力を活用して、個人の成長を促す体験型学習法です。そこでは「フルバリューコントラクト※1」、「チャレンジ バイ チョイス※2」、「体験学習のサイクル」の3点を基礎として、人間関係づくりに有効なこれらの要素を、滋賀県の学校教育や社会教育に活かしていこうというねらいで実施しているものです。

※1 フルバリューコントラクト(グループでの体験から最大限の価値を認め合う)
※2 チャレンジ バイ チョイス
   (自分たちにとっての意義や価値を探しながら、自らグループに貢献する方法を探す)

研修会のようす

 参加者からは、
「全員で問題を解決できた喜びは大きい。ぜひ学級でやってみたい。」
「振り返る時間にお互いを認め合うことができた。子ども同士の絆が深まると思う。」
などの感想が寄せられました。

「まなび」を次なる活動へつないでいく〜体験のスパイラル〜
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