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平成25年度 淡海生涯カレッジ 長浜校

掲載日:2014年3月31日

平成25年度「淡海生涯カレッジ長浜校」の講座実施レポートをお届けします。

テーマ:身近な問題から見つめ直そう 〜バイオテクノロジーから自然環境まで〜

期間:平成25年6月15日(土) 〜12月14日(土) 土曜コース

(1)問題発見講座

講座 日時 テーマ 講師
第1講 6月15日(土)
13:00〜17:00
・開講式
・講演「バイオテクノロジー総論」
長浜バイオ大学
教授 蔡 晃植
第2講 6月22日(土)
13:30〜15:30
<企業見学>
初夏を彩るとんぼ玉づくりとごみ処理工場の実態
湖北広域行政事務センター
桐畑 信夫・布施 基
第3講 7月6日(土)
11:00〜13:30
<現地研修>
「琵琶湖の宝石ビワマス」の天然と養殖の味の違い
ビワサーモン連絡協議会
会長 川瀬 利弥
第4講 7月13日(土)
13:30〜15:30
寿司のルーツは琵琶湖のフナズシ 安土城考古博物館
副館長兼学芸課長 大沼 芳幸
第5講 7月27日(土)
9:00〜15:00
<フィールドワーク>
伊吹山のお花畑とその保全
伊吹山を守る会
顧問 村瀬 忠義

開講式

講義のようす講義のようす

 今年で17年目になる長浜校の開講式を長浜バイオ大学で行いました。今年度の申し込みは過去最高の50名。新規申込の方を優先し、断腸の思いでリピーターの方から抽選させていただき、35名を受入れさせていただきました。
 滋賀県教育委員会生涯学習課北野允課長と長浜市教育委員会北川貢造教育長にご挨拶をいただきました。長浜校の実行委員でもあり、各ステージの講師でもある長浜バイオ大学蔡晃植教授・伊香高等学校平塚隆三教諭・長浜北高等学校田村美貴教諭にもご臨席いただき、開講式に花を添えていただきました。
 また、開講式の後のオリエンテーションでは、じゃんけんゲームやパズル等のアイスブレイクを行い、楽しい雰囲気でスタートを切る事が出来ました。(『講義の振り返り』より。担当:事務局)

第1講 バイオテクノロジー総論 (会場:長浜バイオ大学)

講義のようす

 バイオテクノロジー、耳慣れてきた言葉であるが、どのようなものか詳しく話を聞いたり、調べたりすることが今までなかった。古くは、発酵・醸造、現在は遺伝子の組み換え、クローンに関しては、現在の技術かと思いきや植物の「接ぎ木」という古来からの技術であること等認識を新たにする機会となった。さらに全国に咲き誇るサクラの「ソメイヨシノ」に関しては、全てクローンであり、同じ遺伝子を持つが為に桜前線予報が可能ということもよく理解できた。
 また、ノーベル賞受賞で、一躍脚光を浴びることとなった「IPS細胞」の研究など、実験の実用化などを新聞記事等で目にすると将来の医学生理学への限りない展望と人類の生命維持への無限の可能性に思いを馳せてしまうのは私だけではなかろう。とりわけ、人類が「神の領域」と呼ばれる未知の世界へ踏み入れることへの罪悪感とも言うべき畏怖の念を持たないわけでもないが、科学と人類のバランスのとれた進歩と調和のために高い倫理観を要求される時代となったとつくづく考えさせられた。(『講義の振り返り』より。担当:事務局)

第2講  初夏を彩るとんぼ玉づくりとごみ処理工場の実態 (会場:クリスタルプラザ)

講義のようす

 長浜市に住んで2年しか経っていない私には謎だったクリスタルプラザを見学できたのは、とても新鮮でした。驚いたのは、ゴミの多さ、そしてそれをほぼ24時間体制で燃やしている事にビックリすると共に「物を大切にしないと」と思う気持ちにもなりました。よく「エコエコ」と耳にしますが、実際にそのゴミの量や施設の方のお話を聞くまでエコの事を深く考えることはあまりありませんでしたが、今回の講義に参加して、ゴミの多さはもちろん、ゴミの収集や分別などに沢山の人々が関わっている事を知り、普段当たり前のように出しているゴミを少しでも減らしていけるように努力したいと思いました。
 とんぼ玉作りでは、丁寧に教えていただきましたが、初心者の私には両手を動かすのがとても難しく、少し慣れた頃に体験が終わってしまって…。もう少しやってみたい気持ちになりました。色の混ぜ方や模様の付け方で同じ物が無いとんぼ玉の深さを感じることが出来ました。(『講義の振り返り』より。担当:A班)

第3講  「琵琶湖の宝石ビワマス」の天然と養殖の味の違い (会場:鮎茶屋)

講義のようす

 ビワマスの天然物と養殖物の食べ比べというすばらしい企画をありがとうございます。また、安い参加費で提供していただき感謝しています。味の違いはわからないほど美味でした。天然物の方が、やや歯ごたえがあったように思います。養殖物は淡水魚という感覚はなく、まさしく「琵琶湖のトロ」でした。琵琶湖の固有種であるビワマスが鮎を主食にしている事を知り驚きでした。私ごとですが、以前に水産関係の研究機関で飼育研究補助をしていた事があり、三倍体の話や選抜を繰り返して今のように養殖できるようになった事をうれしく、また懐かしくお話を聞いていました。研究者、養殖業者のご苦労を思うと頭が下がります。「クィーンびわます」が店頭に並びましたら、是非購入したいと思います。生き物相手の仕事ですので大変でしょうが、益々のご活躍をお祈りします。(『講義の振り返り』より。担当:B班)

第4講  寿司のルーツは琵琶湖のフナズシ (会場:湖北公民館)

講義のようす

・琵琶湖の価値を人間との関わりの中で形成されてきた自然であるとしてとらえ(文化的自然)、その関わりの1つとして、琵琶湖の魚を食べる文化が有る。
・スシの文化は日本人にとって「ハレの日」の食である。
・日本に多くあるスシのルーツはタイのメコン川流域でありここから、日本に渡来した。
・なれずしの発達条件は<1>魚が豊富で、<2>.塩がとれ、<3>米がとれ、<4>高温多湿な気候条件は必要。
・フナズシは「保存食」と言われるが、わざわざ塩づけのあとで高価なお米につけ、保存能力を低下させるなど矛盾がある。これは弥生時代に入ってきた稲作(水田)との関わりが考えられる。つまり琵琶湖の魚たちは産卵のため水田に上がってくる。これらを捕える漁法は、網を中心とする漁師しかできない漁法ではなく、上がってくるのを捕まえる陥穽漁法の待ちの漁で、農業をしながらでもできる漁法への変化であったと考えられる。つまり魚は稲の豊穣を保証する象徴であり、その聖なる食品としてのフナズシと捉えることで、この矛盾が説明できる。
・このすばらしい湖国の食文化の継承が琵琶湖との共生文化につながり大切である。
・網を沈める「土錘」の出土記録から、考古学的に弥生時代初期に水田稲作文化の流入と漁法の変化を類推し、フナズシの起源を魚は琵琶湖からの稲の豊穣をつれてくる象徴であるとし、神事との関係も考察しながらの、フナズシは単なる保存食ではなく、ハレの食のスシのルーツであることを解明する道筋は非常に興味ある講座であった。(『講義の振り返り』より。担当:C班)

第5講 伊吹山のお花畑とその保全 (会場:伊吹山)

講義のようす

 霧に包まれ下界の暑さを忘れさせる冷気に気持ち良さを感じ、可憐な花々を観察しながらの登山はとても楽しく過ごせました。伊吹山の植物は約230種。北方型、日本海型、石灰石型、大陸型、自生型に分かれている。葉のつき方、色の濃淡、花の切れ込み方等の違いでお花の名前が変わる。講師の先生の説明で次々といろんな花が観察が出来ました。珍しい「イヌワシ」と「鹿」がお花畑で見られ、所々に「土」が荒らされて被害も見ることが出来ました。外来種や笹、木、獣の被害からお花畑の保全、植生回復に努力されているお話を聞き感謝です。登山で一生懸命、保全されている山を汚さない様、荒らさないよう努力し、今後もきれいなお花畑を大切に守って残していきたいものです。(『講義の振り返り』より。担当:D班)


(2)実験・実習講座

講座 日時 テーマ 講師
第1講 8月10日(土)
13:30〜15:30
音の不思議 伊香高等学校
教諭 平塚隆三
第2講 8月17日(土)
13:30〜15:30
植物の色素を考える 虎姫高等学校
教諭 浅井浩
第3講 8月24日(土)
13:30〜15:30
植物のからだ
(顕微鏡観察と葉脈標本づくり)
長浜北高等学校
教諭 田村美貴
実習助手 藤井央子
第4講 9月7日(土)
13:30〜15:30
身近な溶液のPHを調べる 長浜高等学校
教諭 辻彰彦 土田久弥
実習助手 筧政昭
第5講 9月14日(土)
13:30〜15:30
いろいろな菌の働き 長浜農業高等学校
教諭 中澤文雄
実習教諭 森沢進
第6講 9月21日(土)
13:30〜15:30
大空への跳戦
(飛ぶとまわるの物理)
長浜北星高等学校
教諭 西川聡
臨時講師 山田哲也

第1講  音の不思議 (会場:六荘公民館)

講義のようす

 普段無意識に感じている音についてのメカニズムを音叉等 を使ってわかり易く説明がありました。音とは空気の振動に よって耳に伝わる事また音には高さ(ヘルツ)、大きさ(デシベル)、音色の3要素で構成されている事。声紋についても興味のある実験がありました。
 実験では糸電話、スピードガン、声紋器、声量器等を各々が実験して音に対しての理解が深まりました。今後、音に対して関心が高くなると思います。(『講義の振り返り』より。 担当:A班)

第2講 植物の色素を考える (会場:虎姫高等学校)

講義のようす

・実験を通じて、目で見えない色素を確認することが出来ました。
・葉っぱ、乾燥海苔の色素の抽出について、透明性のある色素を見る事が出来ました。
(『講義の振り返り』より。担当:B班)

第3講 植物のからだ (会場:長浜北高等学校)

講義のようす

 田村先生と藤井先生により、「植物のからだ」というテーマでセロリ、アスパラガス、バナナ等、日頃食卓に出ている植物の葉脈等について、それこそ何十年ぶりで顕微鏡を使って観察をさせていただきました。最初は慣れない事であり、うまく出来ませんでしたが、実験をしているうちに何とか出来るようになったようです。
 葉脈標本作りは皆童心に帰って楽しんで作っておられるようでした。下準備をしておいていただいたのですが、南天の葉は小さく弱いので難しかった。楽しくできました。(『講義の振り返り』より。担当:C班)

第4講  身近な溶液のPHを調べる (会場:長浜高等学校)

講義のようす

 水素イオン濃度によりPHが変わる事を知った。
生活する為のいろいろな溶液についてPHの強弱を知る事が出来有意義でした。
(『講義の振り返り』より。担当:D班)

第5講 いろいろな菌の働き (会場:長浜農業高等学校)

講義のようす

 今日は乳酸菌と納豆菌について、実験実習をおこなった。病院に勤めていると、菌イコール病原菌と悪いイメージしかないが、乳酸菌や納豆菌のように私達の食生活にかかせない菌の存在を改めて見直すことができ、よかったと思います。納豆菌の実習は、納豆の量?菌数?原因がわからず、絵や文字がろ紙に出てこず失敗。せっかくろ紙を2枚使用したのだから、1枚は先生の作った液で書けばよかったと思いました。乳酸菌はホールピペット、お湯の温度とか正確性を求めた割には最後の水酸化ナトリウム液の滴下で雑になり、きれいな結果にならず最後の最後で失敗した様な感じがしました。(『講義の振り返り』より。担当:A班)

第6講 大空への跳戦 (会場:長浜北星高等学校)

講義のようす

 最後の実験実習講座であり、自分が工作したのを実際に飛ばして、それを実証して、有益でありました。
 水の量の加減が判らなかったが、後から講師の説明で500CC
(ロケットの容量の3分の1)であることが認められて実証の大切さを痛感しました。(『講義の振り返り』より。担当:B班)


(3)理論学習講座

講座 日時 テーマ 講師
第1講 10月19日(土)
13:30〜15:30
甘くない糖のはたらき 長浜バイオ大学
准教授 亀村和生
第2講 11月9日(土)
13:30〜15:30
おじいさんは山へ草刈り≠ノ行った―江戸時代の里山の話ー 長浜バイオ大学
教授 水本邦彦
第3講 11月16日(土)
13:30〜15:30
もしも微生物がいなくなったら… 長浜バイオ大学
准教授 向由起夫
第4講 11月23日(土)
13:30〜15:30
遺伝子から解き明かす生物の形作りと進化の仕組み―何がハエとヒトの違いをもたらすのか 長浜バイオ大学
教授 荻野肇
第5講 11月30日(土)
13:30〜15:30
サンショウウオとその保護について 長浜バイオ大学
教授 齊藤修
第6講 12月7日(土)
13:30〜15:30
自然を読み解く「対数」のはなし 長浜バイオ大学
講師 西郷甲矢人
第7講 12月14日(土)
13:30〜17:00
・植物は環境問題解決の切り札だ
・閉講式
長浜バイオ大学
教授 蔡晃植

第1講  甘くない糖のはたらき (会場:長浜バイオ大学)

講義のようす

 研究の最前線の話をしていただき、今後の医療等にも役立てていけると思います。(『講義の振り返り』より。担当:C班)

第2講 江戸時代の里山の話 (会場:長浜バイオ大学)

講義のようす

 刈敷きの農作業に、草・柴の2種類がある。里山の利用として草や柴(木)を用いて農業をしてできた。草を必要として取りすぎると「はげ山」となり、土砂止めをする様になり、利用が共用(草、柴の利用)から個人(購入肥料の利用)へと変化している。今の様に里山が「緑」でなく「はげ山」が多く、明治になって植林が進んで「緑」が多くなってきた。
 草山や草地の維持には、人の働きかけが必要であり、草刈り、火入れ等外部からの力が絶えず加わって維持されているが、一方で里山の利用が減って荒れている。私達の子どもの頃より随分と農業の在り方、燃料の利用、山の整備等山の活用の仕方が変化している。
 大変な労働と生活に密着した里山で有ったことが分かりました。(『講義の振り返り』より。担当:D班)

第3講  もしも微生物がいなくなったら… (会場:長浜バイオ大学)

講義のようす

1)微生物の概念が改めて認識できた。
・1マイクロメートル単位の小ささ
・土壌1g中に10億個も生存する数
・人間の腸内に100種類以上、100兆個も生存、等々想像を超える世界であること。
2)微生物と人間の関わり
・良い影響を与えるもの→発酵
・悪い影響を与えるもの→腐敗、腐敗であっても自然界のバランスを保ち、結局人類生存につながる。
3)微生物の利用古くからの発酵(酒・納豆・ヨーグルト)以外に比較的新しく酵素、原油分解 、食品の低温加工等、微生物の優れた特性とそれを引出した人類の偉大さに敬服した。
(『講義の振り返り』より。担当:A班)

第4講  遺伝子から解き明かす生物の形作りと進化の仕組み (会場:長浜バイオ大学)

講義のようす

 進化論を未だ信じられていない文化人がいることが不思議で ある。その理由が宗教・文化の違いであるとのことであるが、 信じられなかった。
 形態については、発生の進行に従い違いが著しいが、初期は 良く似た姿をしている。不思議でありました。
 人類の進化について、ラクターゼの遺伝子のON・OFFの違いにより放牧人類と農村人類の文化の違いが判りました。
(『講義の振り返り』より。担当:B班)

第5講 サンショウウオとその保護について (会場:長浜バイオ大学)

講義のようす

 カスミサンショウウオに対する講義は大変興味深く聞くことが出来ました。私にとってサンショウウオとはテレビ等で見て、あるいは新聞等で知っていた「オオサンショウウオ」 のことでした。
 先生の授業を受けて自分の住んでいる近くの田村山にサンショウウオが住んでいることに驚きました。カスミサンショウウオといって水田・池等に住む種類で水路にいるとのことでした。人々の暮らしている中にある水路であり、保全にかなりの手間がかかっているとのこと、希少種であり何かと残せる様にして欲しいと思います。行政や地域の応援が大事なことだと思います。(『講義の振り返り』より。担当:C班)

第6講 自然を読み解く「対数」のはなし (会場:長浜バイオ大学)

講義のようす

 高校三年生の時「数学V」で指数関数・対数関数を学び、ひたすら受験数学として問題を解いていました。関数尺も答えを求める事のみに利用していました。時々logや√が私達の生活に役に立つのかと疑問に思っていました。
 今回、西郷甲矢人先生の自然を読み解く「対数」の話を聞き、自然界に存在するアンモナイトやサザエの殻が対数螺旋を描いていることから始まり食中毒を引き起こすバクテリアの増殖や放射性の物質の崩壊、宇宙に飛び出す「アポロ」等々、生物・自然・宇宙で指数関数や対数関数が使われている事を教えて頂きました。
 ほとんどの医薬品の納書に書かれている「医薬品の半減期」によって年齢や体重による用法や用量が決まるのも対数表から綿密に計算されている事に気づきました。簡単な「2の100乗」pが数光年、宇宙の果てまで天文学的数字になるのには驚きました。ハンサムで声の美しい、とても若い先生でしたが、関数が自然界と密着に結びついている事を教えて頂きました。私の高校の授業が西郷先生の授業であれば、もっと数学や物理が好きになり、自然を見る目が変わったと思います。良い授業でした。ありがとうございました。(『講義の振り返り』より。担当:D班)

第7講 植物は環境問題解決の切り札だ (会場:長浜バイオ大学)

講義のようす

 「植物は環境問題解決の切り札だ」と題しての理論学習講座は、冒頭、「地球温暖化に二酸化炭素が関係していると言い切れない、太陽活動の影響によるものかもしれない」という目から鱗の話から始まりました。
 続く香料の話、色素の話、医薬品の話等々植物の持つ多様性について化学式を用いての説明になると、今日、人工的に作り出すことも可能となったものもあるが、まだまだ植物の中に秘められ知られていない宝物がどれほどあるのだろうと無限の可能性を信じざるを得ない内容のものでした。
 現在の傍若無人に驕り高ぶり振る舞う人類の様を嘲笑うかのように自然界の植物たちは、ただ静観しているのかもしれない。そんな思いにさせる講義内容でした。
 「森の神様は、必要な物は全て森の中に蓄えているんだよ」と言う南太平洋の原住民の長老の話、幼心に響いた言葉は真実なのかもしれない。(『講義の振り返り』より。担当:事務局)

閉講式・交流会(会場:長浜バイオ大学)

講義のようす
講義のようす
講義のようす

 第7回理論学習講座終了後、涙の閉講式を開催しました。
 35名のうち30名が修了され、長浜校過去最高の85.7%の修了率となりました。なんと全18回皆出席者は8名もおられました。
 どなたも自信あふれる表情で長浜市教育委員会北川教育長から修了証を受け取られていました。最後に集合写真を撮り、閉講式を閉じました。
 その後、会場を移動し長浜バイオ大学の食堂で、班ごとに「カレッジの半年を振り返る内容」について意見を出し合い、発表していただきました。沢山のご意見ありがとうございました。皆様にいただいたご意見は来年の企画に活かしたいと思います。最後に「来年もまた会いましょう」と言葉を交わし、全プログラムが終了しました。
 受講者の皆さま、本当にお疲れさまでした。また、ご協力いただきました関係機関の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。来年度の淡海生涯カレッジ長浜校、楽しみにしていてください。

〜長浜校の魅力「意見交流会より」〜
・人とのつながり
・長浜バイオ大学へ入れたこと
・高校の先生は準備も十分してくださり、お土産までくださったこと。
・カリキュラムが広範囲で山に行ったり、物を作ったり、食したり、と学び合える機会が多く嬉しかった。
・昨年の受講者の声が生かされていたこと。


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