平成30年1月20日(土) 13:30〜16:25 ※開催は終了しました。
→ 「平成29年度 生涯学習・地域づくり実践フォーラム」 開催チラシ
滋賀県立男女共同参画センター[G−NET] 大ホール (近江八幡市鷹飼町80-4)
・行政関係者(市町生涯学習・社会教育主管課、地域づくり・まちづくり主管課職員等)
・社会教育関係者(公民館・コミュニティセンター、図書館、学校職員等)
・地域づくり型生涯カレッジ推進事業受講者(大津市、彦根市、長浜市、甲賀市)
・地域づくり関係者(NPO等団体職員、社会福祉協議会職員等)
・一般県民
52名
13:00〜13:30 | 受付 |
13:00〜13:40 | 開会行事(開催あいさつ、日程説明) |
13:40〜14:30 | ![]() ・甲賀市「あいこうか生涯カレッジ」の取組 発表者:甲賀市教育委員会事務局社会教育課 社会教育指導真 森地 純 氏 ・長浜市「長浜生涯カレッジ」の取組 発表者:長浜市市民協働部生涯学習文化課 副参事 森 徹 氏 |
14:30 | 休憩 |
14:40〜16:10 | 講演「学びの成果を生かした地域づくり ―地域を見る、観る、覧る、診る―」 講師:金沢大学地域連携推進センター 教授 浅野 秀重 氏 |
16:10〜16:25 | 質疑応答、アンケート記入 閉会 |
今年度実施した各講座内容等について、記録写真をもとに発表いただきました。
今年度は、テーマを「郷土の知恵と技に学ぶ 〜新しい自分とまちづくり〜」と設定し、地域にある文化財や優れた先人の業績、現在活躍中の多様な人材や特色ある事業を題材として学習を進められました。昨年度のカレッジ修了者が実行委員になったり、スタッフとして講座の準備・片付け等で活躍したりと、個人の学びの域にとどまらず、広く地域づくりにつながっていることも紹介いただきました。
今年度実施した講座の特徴やカリキュラム、成果等について発表いただきました。
「地域を知る」ことを念頭におき、フィールドワークや体験活動では、身近でありながら知られていない内容を採り上げる等、受講生の「気づき」を大切にしたカリキュラムを設定されていました。高等教育機関との連携や、受講者が講座の運営に関わることで講座運営企画の意識を持った等、様々な工夫や成果についても紹介いただきました。
「人間にとっての教育・学び」、「地域の役割」、「住民の学習活動と地域づくり」、「地域づくりの取組事例」、「まとめ」の5つの柱で講演いただきました。
次の「担い手」を育てることの重要性や「学び」は自分づくりの営みであること、地域づくりは「学習と実践を通じて展開されるもの」であること等、地域づくりに大切な要素を数多く学ぶことができました。
浅野先生は、「学びは、昨日と違った今日の自分、今日の自分と違ったあすの自分づくりの営みである。」と締めくくられました。
参加者からも「地域を見ていく視点を広げられた。」「学びの本質について大変分かりやすく御指導いただいた。」等の感想をいただき、明日からの「自分づくり」・「地域づくり」について多くのことを学んでいただくことができました。
滋賀県教育委員会 滋賀県公民館連絡協議会