開催は終了しました
滋賀県教育委員会 滋賀県公民館連絡協議会
令和2年2月18日(火) 13時30分〜16時10分 (受付13時〜)
滋賀県立男女共同参画センター[G-NET] 大ホール (近江八幡市鷹飼町80-4)
・行政関係者(市町生涯学習・社会教育主管課、地域づくり・まちづくり主管課職員 等)
・社会教育関係者(公民館・コミュニティセンター、図書館、学校職員 等)
・地域づくり関係者(NPO等団体職員、社会福祉協議会職員 等)
・地域づくり型生涯カレッジ推進事業受講者
・一般県民 等
78名
13:00〜13:30 | 受付 |
13:30〜13:40 | 開会行事(開催挨拶、日程説明等) |
13:40〜14:40 | 事例発表 ・「ルッチまちづくり大学」「ルッチまちづくりネット」の取組 発表者:米原市教育委員会生涯学習課 澤 恵子 氏 ルッチまちづくりネット 代表 谷口 嘉之 氏 ・「おおつびと倶楽部」の取組 発表者:おおつびと倶楽部 代表 桂 一朗 氏 |
14:40〜14:50 | 休憩 |
14:50〜16:10 | 講演:「人生100年時代〜学びつながり、地域を元気に!〜」 講師:特定非営利活動法人ふくおかNPOセンター 代表 古賀 桃子 氏 |
16:10 | 閉会 |
まず、米原市では、生涯学習の役割を地域の活性化・まちづくりのための人材育成とし、地域の担い手を育成する場として「ルッチまちづくり大学」を位置づけられていると説明がありました。
その後、「ルッチまちづくりネット」を設立した経緯や活動内容についてお話いただきました。市民一人ひとりがまちづくりに関わる仕組みづくりとして、本団体が市民と行政、行政間の仲介役となり取り組む「まちづくろい人財ノ森集会」や「米原まちづくろい会議」を紹介いただきました。
参加者からは、「官と民が一体となって、市民のために取り組む姿勢がすばらしい。」「学んだこと(人)をしっかりまちづくりの活動へとつなげる組織、この仕組みがすばらしい。」等の感想が寄せられました。
発表者ご自身が退職されてから、どのように学び、地域活動へと展開していったのかについてお話いただきました。
大津市の「大津人実践講座」に参加し、地域について学び、郷土を愛する心を育むことにより、仲間づくりや地域づくりのための行動のきっかけとなったこと、また、「楽しく集い・楽しく遊び・楽しく学ぶ」という無理せず、楽しく続ける「おおつびと倶楽部」の運営の工夫について紹介がいただきました。
参加者からは、「発表者のサラリーマンから、自治活動に至るまではとても親近感を覚えました。」「お互いの関心事を無理せず、楽しい企画を築いていく事が長続きできる秘訣だということを改めて感じました。」等の感想が寄せられました。
特定非営利活動法人ふくおかNPOセンター代表の古賀桃子氏より、「人生100年時代〜学びつながり、地域を元気に!〜」を演題に講演いただきました。
虐待や貧困、孤立死等の今日の社会が抱える課題は行政だけで解決が難しいことについて触れ、市民、行政、企業による協働、多様な主体との連携の重要性について説明いただきました。
また、児童館の防災訓練や企業と「こども食堂」の連携等、各地の様々な協働の取組や協働事業担当者として心構えなど、具体的な内容を取り上げながら紹介いただきました。
参加者からは、「事例中心の具体的な話がわかりやすかった。」「地域をつなぐために何ができるかを考える参考となりました。行政だけでやろうとせず、いろいろな所と協働していくことを考えて企画していきたいと思った。」「公民館の在り方についてよくわかった。」等の感想が寄せられ、今後の「地域づくり」に生かせるヒントをたくさん持ち帰っていただくことができました。
■アンケート回収数・・・53枚(回収率:67.9%)
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