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平成26年度 PTA子育て学習講習会

更新日:2015年1月15日
 本県では、家庭の教育力の向上を図るため『家庭教育学習資料』(滋賀県教育委員会発行)を活用した「語り合いを通した親育ちの活動」を推進しています。
 今年度もPTA学級(学年)懇談会等での子育て学習や地区別懇談会等において、参加者同士が子育ての経験を語り合い、学び合うことを通して、家庭の教育力の向上と仲間づくりをすすめるため、PTA役員等を対象に『家庭教育学習資料』を活用した子育て学習講座の進行役を養成する講習会を開催しました。

対象者

  1. PTA保護者会員・教員
  2. 市町教育委員会からの推薦者
    • 子育てサポーター等子育て支援者
    • 子育て学習講座の進行役として活躍が期待できる方 等

会場・参加者数

平成26年度PTA子育て学習講習会 会場・参加者数
実施日 会場 参加者
5月24日(土) 水口社会福祉センター(甲賀市) 57名
5月25日(日) 草津市まちづくりセンター(草津市) 87名
5月31日(土) 男女共同参画センター(近江八幡市) 105名
6月 1日(日) 大津市立木戸公民館(大津市) 40名
6月 7日(土) 県立文化産業交流会館(米原市) 39名
合計 328名

日程および内容(全会場共通)

12:30〜13:00 受付
13:00〜 開会

<1>アイスブレーキング
 グループ(5〜6人)で簡単なレクレーションや少し工夫をした自己紹介を行いました。参加者が話し合い活動を進める前に、リラックスできるような活動を行うことで、互いにうち解け合い、その後の語り合いがスムーズに進みます。

<2>家庭教育学習資料を活用した語り合いの体験
 生涯学習課員が進行役となり、グループ(5〜6人)で1つのテーマ例(小学校版「焦らずしつけ」)について語り合いました。

講習会のようす

<3>語り合いを進めるためのポイントの学習
 語り合いの進行役(ファシリテーター)をする上での留意点や進行のコツについて、生涯学習課員から助言しました。1例をあげます。「『進行役』は『回答役』ではなく、参加者と対等な立場という意識持って会に臨みましょう。」

<4>語り合いの進行練習
 グループごとに2〜3のテーマを決め、順番に進行役の練習を行いました。

<5>活動のふりかえりと質疑応答

講習会のようす
16:00 閉会

参加者の感想

 【語り合い活動を体験して】

  • 他のみなさんも同じように子育ての悩みを抱えていることがわかり、ほっとしました。心が軽くなり、これからの子育て生かせそうです。
  • 参加型の研修会は初めてで緊張しましたが、終わる頃には盛り上がって、まだまだ話せる感じでした。いろいろな意見を聞けて大変勉強になりました。
  • 同じ班の皆さんと楽しく話ができて、共感できる内容もたくさんあり、この時間だけでもリフレッシュできました。
  • 大変わかりやすい口調で説明していただき、場の雰囲気もよかったです。貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。

 【語り合いの進行役としての学びから】

  • 初めての役員でどうしたらいいか分からず不安に思っていました。でも今回の講習会で進行役としてのスキルを身につけられて自信がつきました。
  • アイスブレーキングの方法などを学ぶことができてよかった。進行の方法を学ぶことができた。
  • 以前、子育て交流会の司会をやったことがありましたが、うまく進めることができなかった。「この講習会を受けていたら、もっとスムーズにすめられたのに」と思いました。
  • 地区での懇談会が近々行われるので、それを進行するにあたって大変勉強になることばかりでした。

 【それぞれの校・園でのPTA活動へ】

  • 語り合いの運営方法が良かった。普通の講演会は聞くだけだが、いろいろ意見も発言できた。雰囲気も良かった。学校での懇談会に生かしたい。
  • 他の人と出会い、語り合う機会がなかなかないのでよかった。子育て学習講習会を学校で行って、この体験が活かせる機会があればと思います。

家庭教育学習資料

 多くのご参加ありがとうございました。今後、予定されているPTA活動等で、ぜひ「語り合いを通した親育ち」の活動にお取り組みください。

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