SDGs

SDGsについて


 SDGs(エスディージーズ)は「Sustanable Dvelopment Goals」の略称で、日本語訳は「持続可能な開発目標」です。
 2015年9月にニューヨーク国連本部において、国際社会全体が取り組む行動計画「持続可能な開発のための200アジェンダ」が採択されました。17のゴールと169のターゲットで構成されています。  

国連広報センター


SDGsの17の目標

滋賀県は、2017年1月に全国に先駆けて県政に取り込むことを宣言し、2019年7月にはSDGs未来都市に選定されました。県の最上位計画である「滋賀県基本構想」では「経済」「社会」「環境」のバランスを図る統合的な取組であるSDGsの特徴を本格的に入れ込んで「みんなで目指す2030年の姿」を描いています。

滋賀県の取組



日本では、2016年5月に内閣総理大臣を本部長とするSDGs推進本部(本部員:全国務大臣)が設置され、「SDGs実施指針」が決定されています。

「SDGs実施指針」における8つの優先課題

※内閣府ホームページより



「SDGs実施指針」における8つの優先課題は、2030アジェンダに掲げられている5つのPに対応した分類となっています。

  • People(人間)
  • Prosperity(繁栄)
  • Planet(地球)
  • Peace(平和)
  • Pertnership(パートナーシップ)
SDGsの5つのP

※国際連合広報センターより


8つの優先課題のひとつに「あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現」があります。社会教育とさまざまな社会課題と関係した「住民の学び」との関わりで、地域の課題に結びつく生涯学習が期待されます。


滋賀県では、滋賀県学習情報システム「におねっと」において多様な学びを提供し、SDGsの達成に貢献します。



SDGsの目標4

目標4

すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する


ターゲット

4.1

2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。

4.2

2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達支援、ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。

4.3

2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。

4.4

2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。

4.5

2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び 脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。

4.6

2030年までに、すべての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。

4.7

2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得 できるようにする。

4.A

子ども、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。

4.B

2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術( ICT、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。

4.C

2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、資格を持つ教員の数を大幅に増加させる。

質の高い教育をみんなに

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