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平成25年度 淡海生涯カレッジ 彦根校

更新日:2014年3月31日

平成25年度「淡海生涯カレッジ彦根校」の講座実施レポートをお届けします。

テーマ:学ぶ力は、「生きる力」〜健康・歴史・文化を学び、自分らしい生き方を探そう〜

期間:平成25年6月15日(土)〜11月2日(土)土曜コース

(1)問題発見講座

講座 日時 テーマ 講師
第1講 6月15日(土)
9:30〜11:30
・開講式
・自分らしく生き活きと健康に生活するために
 〜質の良い睡眠法〜
滋賀県立大学人間看護学部
教授 伊丹君和
第2講 6月22日(土)
9:30〜11:30
・彦根市住めば元気になれる!まちづくり
 〜実践!塩分を減らすコツ(調理実習)〜
彦根市健康推進課 大窪 牧
管理栄養士 多田陽子
第3講 6月29日(土)
9:30〜11:30
・お手軽・健康フィットネス!
 〜みんなで楽しくリフレッシュ〜
彦根市民体育センター
健康運動指導士 前川麻紀
第4講 7月6日(土)
9:30〜11:30
・先人の知恵・生き方に学ぶ 井伊大老ゆかりの酒蔵を訪ねて
 酒蔵(岡村本家)・豊郷小学校旧校舎群の見学
株式会社 岡村本家
岡村博之
第5講 7月13日(土)
9:30〜11:30
・彦根藩 3つの大名庭園を巡って
 フィールドワーク
彦根市教育委員会文化財課
三尾次郎

第1講  開講式 自分らしく生き活きと健康に生活するために〜質の良い睡眠法〜 (会場:滋賀県立大学)

講義のようす
講義のようす

 開講式、自己紹介の後、滋賀県立大学人間看護学部 伊丹君和教授より、「自分らしく生き活きと健康に生活するために〜質の良い睡眠法〜」の講話を聞きました。
 睡眠のメカニズムや質の良い睡眠には「セラトニン」と「メラトニン」という脳内物質の分泌が重要であることを知りました。また、普段の生活の中でもできる、「セラトニン」と「メラトニン」を活性化させる軽いストレッチも行いました。

〔感想〕
 「元気が何より」と漠然とは思っていましたが、その基本となる身体づくりに、「質の良い睡眠」が重要なことが分かりました。また、昼間の充実した生活が質の良い睡眠につながることが理解できました。

第2講 彦根市住めば元気になれる!まちづくり〜実践!塩分を減らすコツ(調理実習)〜 (会場:旭森地区公民館)

講義のようす
講義のようす

 「彦根市住めば元気になれる!まちづくり」や彦根市民の健康状況について知るとともに、アイスブレーキングを通して、受講生それぞれの健康観を交流し合いました。
 後半は、多田管理栄養士から「実践!塩分を減らすコツ」と題し、減塩料理の調理実習に挑戦しました。「薄い」と感じた味が、一工夫を加えると、塩分を減らしながらも十分な塩加減になりました。

〔感想〕
 塩分を減らして、おいしい食事を作るコツを学びました。素材の味を味わうことや野菜をいろいろ工夫しての調理することの大切さを再認識することができ、良かったです。楽しくグループで調理ができたことも良かったです。

第3講 お手軽・健康フィットネス! 〜みんなで楽しくリフレッシュ〜 (会場:彦根市男女共同参画センター ウィズ)

講義のようす
講義のようす
講義のようす

 前川健康運動指導士の「おはようございます!!」の明るい元気なあいさつで講座がはじまりました。「安全に運動を行うためのポイント」を聞き、名刺サイズの紙を使った体力チェックからスタートし、徐々に体を動かしはじめました。
 前半は、軽快な音楽に合わせて無理なく体を動かし、ほぐしていきました。後半は、「ボール」を使い、俊敏な動きも取り入れたり、受講生同士ペアを組んだりしながら、楽しく体を動かしました。最後は、タオルを使ったゆっくりとした体操でリラックスしながら、体をクールダウンさせました。心も体も軽くなり、リフレッシュできた時間となりました。 
 普段の生活の中でもできる、手軽なフィットネス運動を通して、時間を忘れて、楽しく体を動かす一時となりました。

〔感想〕
 フィットネスは運動オンチの私でも楽しめました。「動かない」と思い込んでいた体が動かせたことは、自信につながりました。
 「今日は何をするのかな?」とドキドキしていましたが、前川先生の明るさにそのドキドキも消え、楽しくなってきました。心の中がリフレッシュできました。

第4講 先人の知恵・生き方に学ぶ 井伊大老ゆかりの酒蔵を訪ねて (会場:岡村本家、豊郷小学校旧校舎群)

講義のようす
講義のようす
講義のようす

 「岡村本家」では、社長の岡村博之さんから、「井伊大老ゆかりの酒蔵」といわれる歴史やお酒ができるまでの工程を見学しながら説明いただき、詳しく学ぶことができました。また、鈴鹿山系の伏流水と近江米を使った「こだわりの酒造り」を続けていくことの大切さや杜氏の人材確保が難しく、世代交代もできない大変な状況にあることを学びました。
 豊郷小学校旧校舎群では、ボランティアガイドの方から講堂をはじめ校舎内を見学しながら説明を聞きました。古川鉄次郎氏が、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の校舎と講堂の建設に至った経緯をはじめ、よく語られる階段の手すりに施された「ウサギとカメ」の彫刻について学ぶことができました。

〔感想〕
 お酒ができるまでのご苦労を聞き、伝統の大切さを学びました。また、若い当主さんが学生さんと交流し、昔の良さを守っておられることに共感しました。
 豊郷小学校旧校舎群は、デザインはもちろん、木造と大理石を使った校舎で、昔懐かしい温かさを思い出しました。

第5講  彦根藩3つの大名庭園を巡って (会場:玄宮園、楽々園、松原下屋敷)

講義のようす
講義のようす
講義のようす

 問題発見講座の最終講は、彦根藩の3つの大名庭園を巡って彦根の歴史にふれるフィールドワークを行いました。市文化財課の三尾さんから、各庭園の特徴について詳しく説明いただきました。
 「玄宮園」は、伊吹山が旨く借景になるように樹木が配置されていたり、湧水の豊富な外堀から水を供給し船遊びや内湖に面した水門から御座船で近隣のお寺の参拝に出向いていたりしたことを学びました。
 また、「楽々園」は、現在の建物のおよそ10倍の建物があり、現存する「御書院」に面して満々と水をたたえた庭園が広がっていたことや奥に連なる茶屋敷は、耐震構造の建物であることから「地震の間」と呼ばれていることなどを学びました。
 最後に訪れた「松原下屋敷(お浜御殿)」は公式性を離れた内向きの庭園主体の下屋敷で、日本で唯一の淡水を利用した汐入形式の庭園であることを学びました。

〔感想〕
 どの庭園も客をもてなす為の趣向を凝らし、雄大な自然を借景に取り入れ四季折々を楽しむことができるように考えられていました。芹川の伏流水を用いる為に庭園まで水路が作られていたことを初めて知りました。


(2)実験・実習講座

講座 日時 テーマ 講師
第1講 7月20日(土)
9:30〜11:30
・パーソナルカラーで豊かな生活
 〜あなたに似合う色を見つけよう〜
滋賀県立彦根西高等学校
教諭 樋口真由美
カラーコーディネーター田中絹子
第2講 7月27日(土)
9:30〜11:30
・江戸時代の「彦根」を探してみる
 フィールドワーク
滋賀県立彦根西高等学校
教諭 別所浩司
第3講 8月10日(土)
9:30〜11:30
・身近な自然に目を向けて
 〜お堀周辺の小生物の観察〜
滋賀県立彦根西高等学校
教諭 伊藤直樹
第4講 8月24日(土)
9:30〜11:30
・「書」に親しもう
 〜筆伝リレーで人の心をつなぐ〜
滋賀県立彦根西高等学校
講師 田中希京

第1講 パーソナルカラーで豊かな生活 〜あなたに似合う色を見つけよう〜  (会場:県立彦根西高等学校)

講義のようす
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 一番お気に入りの服装で受講することになったこの日、「似合う色ってどうやって決めていますか?」カラーコーディネーターの田中さんが質問します。私たちの皮膚や髪の毛の色が、なぜそんな色をしているのか科学的に説明いただき、ワークショップで自分の肌や髪の毛の色に合った色を見つける実習をしました。
 お気に入りの服装が自分にピッタリの色の人、やや外れている人もいましたが、それぞれの似合う色を見付けることができました。

〔感想〕
 皮膚の色や髪の色などから自分に似合う色の発見を実際にしてみると、改めて「他人から見た自分」や自分の性格などが多角的にとらえることができました。日常的にも、少し意識するようになりました。

第2講 江戸時代の「彦根」を探してみる (会場:彦根市芹橋2丁目周辺 他)

講義のようす
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 はじめに教室で、彦根の城下町の成り立ちについて講話を聞きました。当時は、旧芹川の三角州に町を造り、河道を付けかえ堀の役割を担わせたり、寺町を設け砦の役割を担わせたりする「防御のための都市計画」に基づき町造りがされていたことを学びました。
 講話の後、「防御のための都市計画」に基づきできあがった町並みをフィールドワークし、「どんつき」や「くいちがい」、寺町跡など江戸時代の「彦根」を確認しました。暑い中でしたが、実際に歩くことで、その特徴や細かな工夫まで詳しく理解でき、江戸時代の「彦根」の町並みに思いをはせました。

〔感想〕
 今まで気づかなかった彦根の発見が多くありました。西に対する要衝として急ピッチで城下町づくりが始まり、大阪への防衛ラインであることがよく分かりました。「くいちがい」や「どんつき」、「辻番所」など本当に貴重な歴史遺産だと実感しました。

第3講 身近な自然に目を向けて 〜お堀周辺の小生物の観察〜  (会場:県立彦根西高等学校)

講義のようす
講義のようす
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 芹川やお堀、琵琶湖などの「身近な自然」をテーマに暮らしとの関係を水質調査や小生物の観察を通して確かめました。
 顕微鏡やパックテストの器具をはじめ、目の前に並んだ実験・観察器具に「使うのは何十年ぶりだろう?」、「高校生に戻ったみたい。」の声も聞かれました。伊藤先生から説明を聞いた後、3ヶ所の水を調べ、比較しました。結果から、予想以上にお堀の水が浄化されていることがわかりました。
 続いて顕微鏡を使って小生物の観察を行いました。プランクトンには富栄養水域を好むもの、貧栄養水域を好むものがあり、水質の判定にも役立つことを知りました。プランクトンが見つかるたびに歓声が聞こえ、童心に戻って熱中して観察できました。

〔感想〕
 顕微鏡を使ってプランクトン観察では、普段なかなか見ることのない生物が見られて、身近な所に多くの「動物プランクトンや植物プランクトン」がいるんだなと感動しました。
 いろいろな小生物が水中にいて、何らかの役割をしているはずです。この役割を利用して水をきれいにし、昔いたドジョウやゲンゴロウなどが戻ってくると良いと思います。次は、排水とプランクトンの関係を学べると良いです。

第4講 「書」に親しもう〜筆伝リレーで人の心をつなぐ〜  (会場:県立彦根西高等学校)

講義のようす
講義のようす
講義のようす

 「『筆伝リレー』ってどんなことをするのか、楽しみやわ。」の声が聞かれる中、講座が始まりました。田中先生と書道部7名の生徒の皆さんに教えていただいた『筆伝リレー』は、数名で1つのグループを作り、文字を決め、その字を一画ごとに筆をバトンにリレーしながら書き上げるというものでした。
 素早く仕上げていくので、直感やひらめきを頼りに、ドキドキと緊張を繰り返しながら、思いきり書いていきます。慣れてくると、どんな風に字を仕上げるのか相談するグループも現れ、コミュニケーションを活発にとり、前の人の書を生かして完成させた字からは、メンバー全員の心がつながってきたことを強く実感できました。

〔感想〕
 筆伝リレーは、グループの力を合わせておもしろい作品ができ、西高の生徒のみなさんと一緒の活動は、有意義でした。半紙に書いた作品に先生に少しアドバイスを頂くと「自分にも書ける。」と満足できました。
 一文字をみんなの心で仕上げる美しさとロウ書きによってできる墨のおもしろさは、サロンでみんなで体験してもらうのもいいのではないかと思いました。


(3)理論学習講座

講座 日時 テーマ 講師
第1講 9月7日(土)
9:30〜11:30
・直弼の「茶と心」 石州流茶道
彦根一会流 講師
第2講 9月14日(土)
9:30〜11:30
・超高齢社会における住環境
 〜快適で健康な光環境について〜
滋賀県立大学人間文化学部
准教授 宮本雅子
第3講 9月28日(土)
9:30〜11:30
・健康と運動 滋賀県立大学人間文化学部
准教授 南 和広
第4講 10月12日(土)
13:00〜15:00
・冷え性と食べ物 滋賀県立大学人間文化学部
教授 灘本知憲
第5講 10月19日(土)
13:00〜15:00
・琵琶湖の水・まわりの水 滋賀県立大学環境科学部
准教授 丸尾雅啓
第6講 11月2日(土)
9:30〜11:30
・学習発表会・まとめ(講評)
・閉講式
滋賀県立大学
理事・副学長 仁連孝昭

第1講 直弼の「茶と心」 (会場:彦根城博物館)

講義のようす
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 前半は、直弼が追い求めた茶の湯の心について、直弼の生い立ちや、直弼茶道が広く知られるようになった経緯なども含めて学びました。また、直弼が大事にした「一期一会」、「独座観念」といった茶の心は、「おもてなしの心」にもつながっていることを感じました。
 後半は、講師のお点前を拝見し、点てていただいたお茶とお菓子を一人ひとりいただきました。希望者がお茶の点て方を体験できる等、普段の講座とは違った贅沢な一時を過ごしました。

〔感想〕
 石州流茶道の方がお茶をおもてなししてくださり、生まれて初めて茶道を目の前で見ました。男の方の力強く凜々しい、気配りやおもてなす和の心を大切にした作法は、茶道が全然わからない私でも感じられました。

第2講 超高齢社会における住環境 〜快適で健康な光環境について〜 (会場:滋賀県立大学)

講義のようす
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 日本のあかりの歴史をひもとくことから始まった講話では、「焚き火」や「篝火」、様々な「蝋燭」や「電球」、「LED」などの特徴について、実際に点灯した物を見ながら学びました。
 その後、テーマに関連して「健康な光環境」について、高齢者の視聴覚機能を軸にして照明器具の選択や設置を考えることの大切さを詳しく学びました。
 最後に、高齢者施設で取り入ている「光療法」についても学び、「今後の超高齢社会における住環境」を考える機会となりました。

〔感想〕
 あかりの歴史を聞いて、自分が子どもの頃を思い出しました。その頃は、「明るさ」だけを求めていたように思います。健康と光環境について学べてよかったです。

第3講 健康と運動 (会場:滋賀県立大学)

講義のようす
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 「運動と生活活動」のちがいや「減量プログラム」の考え方、運動の目安や健康寿命と運動の関係等について理論的に学習しました。体力は、生活環境に適応し、使わなければ下降し、使えばそれに応え上昇することを過去の研究例などから、分かりやすく学びました。
 また、健康寿命と運動について、要介護の二大要因である「脳卒中」と「骨折」は日常の生活(運動)習慣でも予防可能であることを学び、自分の生活の中で改善できることはないかを考える機会となりました。
 さらに、「運動しているのに体重が減らない。」との疑問について、減量に対する情報や有効と思い実践していることの中にも「消費カロリー」や「有酸素運動」等がもつ言葉の落とし穴があり、それを知らずに実践していると全く効果が表れないことがある等、説明いただき、詳しく学ぶことができました。

〔感想〕
 自分が今一番関心のある健康の話であって、心がけている運動との関連づけも分かり、一層関心を深めました。
 「健康と運動」の話は自身の生活態度に反省することばかりで、いかに不摂生な生活をしているか分かっていたが、「さて、どうする!」と自問するばかりです。

第4講 冷え性と食べ物 (会場:滋賀県立大学)

講義のようす

 滋賀県立大学の公開講座と兼ねて開催した第4講「冷え性と食べ物」は、大きな階段教室での講座となりました。
 「冷え性と食べ物」という身近なテーマの講話は、中国の伝統的な医学・薬学(中医・中薬)でどのように食品を捉えているかから学びが始まりました。食べ物によって「冷え性」をある程度改善できることがわかってきた現代、薬物(食品)と人の関係を「四気と五味」により分類する漢方の考え方が注目されているとのことでした。また、「冷え性」に有効な食品の実証実験の結果を紹介いただき、日常生活の中での食の工夫について、詳しく学びました。

〔感想〕
 普段の食事を通して、「冷え性」をある程度良くすることができると理論的にわかって、よかったです。自分が小さい時に母親や祖父母から「冷えた時には、○○を食べると体にいいよ。」と言われたことが思い出されました。

第5講 琵琶湖の水・まわりの水 (会場:滋賀県立大学) 

講義のようす

 公開講座と兼ねて開催した第5講「琵琶湖の水・まわりの水」では、積極的に琵琶湖やその周りの川へ水採取に向かわれている丸尾准教授から、調査の方法や「成分・指標」を何のために測っているのか等を詳しく説明いただきました。
 私たちが同じように「水」と呼んでいるものの成分や性質について、調査をすると想定以上に違いがあることや「安全性」という視点では、意識している以上に差があることを研究結果をもとに説明いただき、詳しく学びました。
 また、「琵琶湖の水」について、水深ごとの「水素イオン濃度(pH)」の季節変化に注目した研究では、「水に含まれる物質を構成する元素」を解析することで分かったことや「琵琶湖の水はどこからきて、どこへ流れていくのか。」や「下水道普及率の推移」等の湖を取り巻く状況もふまえて「水」を考える必要があることを学びました。

〔感想〕
 日本一の湖「琵琶湖」の周囲に住む私たちにとって「水」への関心は、非常に高いものがあります。私たちの目に見えない水の分析を長年されておられ、琵琶湖の行方について考えておられることを知りました。日常的には、PHやCOD等、知りえなかった。今、琵琶湖がどのようになってきているのかをもっと知りたいと思いました。
 琵琶湖の実態が少し理解できました。日常の生活で水の使用、処理等に注意が一段と必要だと思いました。

第6講 学習発表会・まとめ(講評)・閉講式 (会場:滋賀県立大学)

講義のようす
講義のようす

 約6カ月間、合計15回にわたり熱心に学ばれた受講生のみなさんに敬意を表します。受講生一人ひとりから、カレッジでの学習について学びやその成果の活用、感想について発表していただきました。
 その後、実行委員長の滋賀県立大学仁連理事・副学長より講評をいただきました。講話では「粘菌」を例に、生命や知能の根源についてお話いただいたり、学習テーマに関わって「kailo(完全な)」を語根とする「health(健康)」について語根をもとに考えた見解についてお話いただいたりしました。それぞれのお話には、学ぶことや学びの成果の生かし方について、示唆をいただきました。
 修了証書授与式では、受講生を代表して皆出席の3名に修了証書を受け取っていただきました。また、その後の茶話会では、和やかな雰囲気の中、会話もはずみ盛り上がりました。

講義のようす 講義のようす 講義のようす

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