平成25年度「淡海生涯カレッジ湖南校」の講座実施レポートをお届けします。
期間:平成25年6月15日(土) 〜11月9日(土) 土曜コース 受講生:21名
講座 | 日時 | テーマ | 講師 |
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第1講 | 6月15日(土) 9:00〜11:30 |
開講式 長寿とごはんのおいしい関係 |
管理栄養士 笠井 さかえ |
第2講 | 6月22日(土) 9:30〜11:30 |
健康に夏を乗り切るエコ生活 〜ソーラー実践編 |
環境カウンセラー 芝本 伊三男 株式会社昭建 千廣 友次 |
第3講 | 6月29日(土) 9:30〜11:30 |
地震災害と身近な防災対策 | 滋賀県防災危機管理局 地震防災チーム |
第4講 | 7月13日(土) 9:30〜11:30 |
湖南市の歴史を感じよう 岩瀬谷古墳群〜横穴式石室を見学! |
湖南市立甲西図書館 学芸員 氏丸 隆弘 |
健康寿命を延ばすには、主食・主菜・副菜のバランスや塩分摂取に気を付けると、食生活の重要性を再認識した。また、自身の適正体重を知っておくことが健康寿命を維持することにつながるということを学びました。
〔感想〕
毎日三食とることの必要性とカロリー管理の難しさを感じた。健康寿命を延ばすために努力していきたい。
講座の前半は座学で、ソーラー発電の実態や県内のソーラー発電の近況を学んだ。講座の後半では場所を移し、市内のメガソーラー発電設備を見学した。仕組みを学び、実例を見学し、理解を深めた。
〔感想〕
ソーラー発電の知識が思っていたものと少し違っていたのでよく勉強になりました。改めて節電に努力しなければと思いました。
初めに地震の二つの発生機構を学んだ。その後、東日本大震災、阪神・淡路大震災から地震災害のイメージをつかんだ。また、県内で心配されている地震について講義を受け、自助・共助・公助の連携が大切だと分かった。
〔感想〕
災害ダイヤルを今回詳しく教えていただき、一度おためしをしてみようと思った。自宅の地震対策を見直したい。
天候の影響を考慮し、現地見学から座学へ変更。古墳時代の渡来人の開発で古墳が数多く市内には存在していることを知った。平成23年に岩瀬谷古墳群で行われた発掘調査で矢穴石が発見されたことも知った。
〔感想〕
古墳の移り変わりや種類等色々知らないことがわかってよかった。
講座 | 日時 | テーマ | 講師 |
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第1講 | 7月20日(土) 9:00〜11:30 |
地域の歴史を訪ねて〜東寺・西寺と道標〜 | 教諭 加藤 善明 藤永 誠志 |
第2講 | 7月27日(土) 9:30〜11:30 |
地域の伝統を知ろう〜近江下田焼 | 伝統工芸会館 小迫 一 |
第3講 | 8月31日(土) 9:30〜11:30 |
知っておきたい交通安全 | 滋賀県警 交通企画課 ふれあいチーム |
第4講 | 9月7日(土) 9:30〜11:30 |
異文化を味わおう〜ペルー料理教室 | ルイス カディージョ 二階堂 |
今回は石部高等学校周辺に残る道標を歩いて巡った。道中では東寺の国宝常楽寺、西寺の国宝長寿寺にて講話をしていただき、地域の歴史を学んだ。 夏の日差しがきつい半日であったが歩いて巡り地域の歴史を深く学んだ。
〔感想〕
道標等は教えていただかないと見過ごしてしまうような所にあり講義を聞いて、次は車で通り過ぎるのではなく一度歩いてゆっくりと周りを見てみたい。
湖南市の郷土名産品の近江下田焼の皿、湯呑の絵付け体験。講師から近江下田焼の歴史・成り立ちを説明いただき、近江下田焼の特徴である藍色の呉須を用いて絵付けをした。
〔感想〕
初めての絵付け。思ったように書けなかった。でも楽しかったです。実習は楽しい。出来上がりが楽しみです。
交通事故発生状況についての説明を受けた。昨年と比べると件数が増えていた。事故発生を抑える対策として反射糸を使用した衣服が製作されていることを知った。また、歩行者シミュレーター、自転車シミュレーターを使用して、安全な歩行、走行を指導いただいた。
普段は作ることのないペルー料理を講師の親切丁寧な指導のもとつくりました。味付けの違う料理と飲物をいただくことで異文化を感じるとともに、今までよりもペルーを身近に感じるようになりました。
〔感想〕
ペルー料理は初めて食べましたが唐辛子を辛くないように工夫してドレッシングにしたり参考になりました。ペルー料理とてもおいしかったです。他国の料理を食べる機会がありませんが、食文化に触れて店に食べにいきたいです。
講座 | 日時 | テーマ | 講師 |
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第1講 | 9月21日(土) 9:00〜11:30 |
古代近江の宗教文化 | 文学部教授 本郷真紹 |
第2講 | 9月28日(土) 9:30〜11:30 |
神経系の働きを考慮した転倒予防運動の 理論と実践 |
スポーツ健康科学部助教 木村哲也 |
第3講 | 10月5日(土) 9:30〜11:30 |
介護予防に向けた手軽な運動法の実践 | スポーツ健康科学部教授 藤田聡 |
第4講 | 10月12日(土) 9:30〜11:30 |
あなたの身体年齢は何歳? -生活の質は健全な身体から- |
スポーツ健康科学部助手 大塚光雄 |
第5講 | 10月19日(土) 9:30〜11:30 |
雪崩に消えた滋賀県の若者たち -忘れられたカナダ移民史- |
文学部教授 河原典史 |
第6講 | 10月26日(土) 9:30〜11:30 |
地震災害から人や町を守る | 理工学部教授 伊津野和行 |
第7講 | 11月9日(土) 9:30〜12:00 |
地震や豪雨に伴う地盤災害に備える 閉講式 |
理工学部教授 深川良一 |
私たちが住む滋賀(近江)の歴史を基本に渡来人や仏教の伝来の講義をしていただいた。また、古くは古事記・日本書紀に近江に関わる渡来の記述があることを教えていただいた。神や仏に対する考えかたから信仰へと講義いただき理解が進んだ。
〔感想〕
講義の人名、地名、内容等難しかったが教授の面白いトークで楽しく引き込まれました。古代がとっても身近に思えた。もう少し講義を聞いていたい。
アイスブレイクから始まり和らいだ雰囲気から講義がはじまりました。講義では、転倒予防の運動に必要な立位バランス制御等の基礎知識を学び、転倒を予防するための体操を行った。
〔感想〕
もっと難しい体操だと思っていましたが意外と簡単であった。
今回の講義では運動強度と運動時間について学び、長時間の軽い運動ではなく短時間で負荷の重い運動法を実践を交えて学んだ。
〔感想〕
普段、運動をして心掛けの上実行しているが、今回のファンクショントレーニングは疲れたが面白かった。
体への負担が少ない運動内容であったが、そこから自身の身体年齢を計測した。その年齢と全国指標とを比べ、生活の質を見直した。
〔感想〕
自分が思っている以上に筋力の衰えを自覚できる内容でした。
20世紀初めにカナダへの移民が始まったことを学んだ。カナダ移民の都道府県別出身者数では滋賀県が一番多かったことも知った。また、カナダで鉄道開発に従事していた滋賀県の若者たちが雪崩の犠牲となり、事故から100年を迎えたことも学んだ。
〔感想〕
アメリカ移民やブラジル移民は聞いたことはあったが、カナダ移民のことは知らなかった。
耐震、免震、制震という言葉の整理をしていただいた。講義では工作キットを実際に利用して、筋交いの有無で効果の違いを比べた。進化する災害に備え対策することを改めて学んだ。
〔感想〕
自然災害が多いが、今回、工学の視点からいろいろと工夫されていることが分かった。
平成23年の台風12号および平成25年の台風18号の豪雨に起因する土砂災害状況の説明がありました。普段の雨量からは想像できない雨量が起こるという認識が重要だということを教えていただきました。また、地震発生時の液状化現象の映像から地盤災害の多様さを学びました。
〔感想〕
滋賀県でも災害に弱そうな箇所がいくつもあるので、心構えは大切であると感じた。