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平成30年度 生涯学習・地域づくり研修会

掲載日:2018年6月29日
 活力ある地域づくりにつながる社会教育等の一層の推進を図るうえで、重要な役割を担う社会教育関係職員や公民館職員等をはじめ、地域づくり担当職員やコミュニティセンター職員等に、生涯学習と地域づくりに関する理論や実践的知識等を学んでいただく場として、「生涯学習・地域づくり研修会」を開催しました。
 また、この研修会を通じて、県内の生涯学習・地域づくり担当職員等のネットワークを広げ、相互の連携を深める機会としました。

 開催は終了しました

  PDF形式 平成30年度 生涯学習・地域づくり研修会  開催案内チラシ

主催

 滋賀県教育委員会 滋賀県公民館連絡協議会

開催日時

 平成30年6月6日(水) 13:30〜16:30 [受付13:00〜]

開催会場

 滋賀県庁東館7階大会議室 (大津市京町四丁目1番1号)

対象

 各市町生涯学習・社会教育関係職員
 各市町地域づくり・まちづくり関係職員
 公民館・コミュニティセンター等職員   等

参加者

 67名

日程および内容

13:00 受付
13:30 開会行事(開催あいさつ、日程説明)
13:35 県の事業説明(県生涯学習課員より)
13:55 講演:「学びを生かした地域づくり」
講師:京都府立大学 公共政策部 福祉社会学科
    准教授 田所 祐史 氏
15:20 休憩
15:30 情報交換・意見交流
ファシリテーター:田所 祐史 氏
 【小グループで話し合い】
  <テーマ>
  ・地域をとらえるために何をしているか(何ができていないか)
  ・「学び」と「地域づくり」が直接関係するとき/しないとき
   →職員の役割は何か
【全体交流】
  ・各グループで話し合った内容発表
16:25 閉会行事(諸連絡、アンケート記入)

【講演】「学びを生かした地域づくり」

 京都府立大学 田所先生から御講演をいただきました。
 始めに、千葉県の公民館で社会教育主事として御勤務されていた様子等を写真で紹介していただきながら自己紹介をしていただきました。
 その後、前半は、「『地域』をめぐる政策の歴史」をテーマに、戦前・戦後の公民館や社会教育について御教授いただきました。現在、地域学校協働活動の重要性がいわれていますが、学校と地域のつながりは戦前からも重要とされていたこと、学校は「情報の窓」であり、「知識の窓」であったこと等、「過去から学ぶ」ことはたくさんあることに改めて気づきました。
 後半は、「学びと『地域づくり』を考える」をテーマに、御講演いただきました。「地域の方々とつながり、課題を見つけていくことが、地域づくり」であること、地域づくりには「サポートできる準備ができているか、相互に課題等をつないでいけているか」を考えて行動することで、ついてくるものが「地域づくり」であること等、地域づくりの重要性が求められている時代の中、非常に参考となるお話を聞くことができました。

     講習会のようす1 講習会のようす2

【情報交換・意見交流】

 研修会の後半は、11の小グループに分かれ、話し合いを行いました。
 前半に引き続き、田所先生がファシリテーターになっていただき、「地域をとらえるために何をしているか(何ができていないか)」「『学び』と『地域づくり』が直接関係するとき/しないとき、職員の役割は何か」をテーマに、グループごとに活発な話し合いの時間となりました。
 その後、各グループの方から話し合いの内容を発表していただきました。「他市町の事業が聞くことができたのは、貴重な時間だった」「各市町の実情や悩み事が共有できた」「いろいろな地域の方の苦労されている点を聞くことができてよかった」などの感想をいただきました。

     講習会のようす3 講習会のようす4

参加者アンケート

■アンケート回収数・・・48枚(回収率:71.6%)
   → PDF形式 アンケート集計結果(感想等)は こちら



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