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「地域の力を学校へ」推進事業の実践例 山上小学校4年生 × ダイニックアストロパーク天究館「天体 - 月や星 - 」

掲載日:2007年11月14日

教科等 : 理科 ‥

「天体 ―月や星―」 (東近江市立山上小学校4年生)

講師 : ダイニックアストロパーク天究館 (平成19年9月10日)

 天体の学習は紙面で説明するのが難しく、専門の方がおられたら・・・ということで相談がありました。
 ダイニックアストロパーク天究館の館長さんにご相談したところ、「秋は月がきれいですし、その話を中心にしましょう。工作なんかもできますよ」と提案をくださり、ご紹介しました!
 館長さんがプログラムを組んでくださり、打ち合わせはFAX等でしました。月や星座の天体の話をわかりやすく、また工作を通して、楽しく学習を進めてくださいました。


授業 :

 1時間目は月や星座の天体の話で、月のクレーターの話や「月の黒い部分は何に見える?(日本はうさぎですが、国によって違うそうです)」などの楽しい話を交えながら、授業は進んでいきました。
 星座の名前はみんなよく知っていて、1学期に学習した夏の星座の話もでましたね・・・

 2時間目は画用紙でプラネタリウムを作りました。実際の方角を体でも確認しながら、9月の星座の見方を教えていただきました。
 9月は、お月見でした。夜空を眺めたお友達も多かったのではないでしょうか・・・?

アストロパーク天究館の館長さんからの感想より

 ともかく楽しんでもらう、宇宙に興味をもってもらうことを主眼に進めています。子ども達は興味をもってくれればまた自分で調べたりもするだろうという期待もしています。

 宇宙の話は環境学習として捉えるともっとも効果的かもしれません。宇宙の話を知れば知るほど、地球ほどすばらしい星はないことがわかってくるからです。太陽という星がちょうど適当な大きさで、適当な燃え方をしてくれています。地球と太陽の距離も、地球の大きさもちょうどいいのです。さまざまな要因がうまく組み合わさって、地球というバランスのよい星ができています。

 そんなことを知っていくと、地球を大事にしなくてはいけないということがよくわかり、こうした環境と結びつけた話をしていくと、宇宙を知ることの意味もまた感じてもらえるかなと思います。

 天文は基本的に夜の世界の話でもあり、学校で教えるにはいろいろとやりにくいようにもきいていますが、そうした意味でもこれからも是非学校にお伺いしたいと思います。

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