「世界の国々(世界の料理)―ブラジル編―」(滋賀県立草津養護学校中学部1・3年)
草津養護学校の先生が学校支援ディレクターをご存じで、学校支援メニューの中の国際理解についてのご相談がありました。
いろいろな国のことを学習しながら、その国の料理の実習もしたいとのご要望をお聞きし、国際課に問い合わせをしたところ、「学校のご要望にあわせながら、やっていきましょう!」と言っていただき、ご紹介しました!
当日の内容や資料で事前学習をしておきたいという草津養護学校の先生のご要望もあり、国際課の先生(ブラジルから来られた先生も)と顔を合わせて打合せを行いました。
事前の打合せが大切だということもあり、生徒さんの普段の様子や時間配分の調整などをしながら、授業を組んでいきました。
地球儀で日本とブラジルの位置を確かめ、日本から何時間かかるんだろう?また、時間や季節の違い、国旗などをクイズ形式できいたり、パソコンで国の広さや、ブラジル特有の生き物や食べ物のことなども学習しました。
その後、ブラジルの店で売っている材料で“パステル”というブラジルのお菓子(餃子のような食べ物)を作りました。
そして、日本代表の食べ物として、養護学校の皆さんから・・・何と学校で収穫した大根を使った“おでん”を振る舞っていただきました。国際課の先生も感激でした。
おでんは前日から仕込んでいただいたようで、味がしみこんでいておいしかったです。
ありがとうございました。
後日、草津養護学校の先生が、その日のことを学級通信にかいてくださいました。
国際課の先生にお渡ししました。とても、喜んでおられました。
授業は、少人数で細やかな対応ができ、講師と生徒の交流を深めることができました。ゆったりとした時間の中で、授業を進めることができました。
調理実習では、当日学校で使用できる器具等を確認しておく必要がありましたが、現場の先生と事前の打合せを十分にしたことで、当日の混乱もなく、うまく展開することができました。
実際に社会でいろいろな国の勉強をしましたが、どこまで伝えてよいか、なかなか難しさがありました。今回、このような連携授業をさせていただき、私自身とても勉強になりました。
ありがとうございました。