「世界の国々(世界の料理) ―ドイツ編―」 (滋賀県立草津養護学校中学部1・3年)
草津養護学校の先生から、学校支援メニューの中の国際理解についてのご相談がありました。
いろいろな国のことを学習しながら、その国の料理の実習もしたいとのご要望をお聞きし、国際課に問い合わせをしたところ、「学校のご要望にあわせながら、やっていきましょう!」と言っていただき、ご紹介しました!
当日の内容や資料で事前学習をしておきたいという草津養護学校の先生のご要望もあり、国際課の先生(ドイツから来られた先生も)と顔を合わせて打合せを行いました。
当日は参観日ということで、時間配分の調整などをしながら、授業を組んでいきました。
ドイツ語の挨拶を教えてもらったり、パソコンでもいろいろ教えていただきました。
ドイツでは、小学校入学時に大きな袋にお菓子や文房具を入れた“学校袋”が親からプレゼントされるそうです。日本でもランドセルなどがプレゼントされますが、大きな袋をもったドイツの子ども達を見て「うらやましい・・・!?」
また、ドイツではゴミについてよく考えられています。例えば、買い物袋にお金がかかるようにし、エコ(マイ)バッグ(日本も少しずつ浸透していますが)の持参が多いことや、返却するとお金が戻ってくるというビンの回収率も高いとか・・・他に、ドイツのお金を実際に見たり、動物の鳴き声のドイツ語での表現を聞いたりして、日本との違いも学習しました。
その後、みんなで“パスタ・サラダ”と“イチゴ・ドリンク”を作りました。(養護学校の先生方には、ジャーマンポテトや卵焼きなども作っていただきました。)
とても楽しく学習できました。
指導計画(ティーチングプラン)を立てる際、その時間の割りふり、ティームティーチング(Team Teaching)をする場合には、どの部分で誰が発言するのか等、役割分担を明確にしておく必要があると思います。また、訪問先の学校で使用できる教具、教材についても確認しておく必要があります。これは、やはり事前に現場の先生と顔を合わせて打合せをすることが成功の秘訣です。
今回、ドイツボックス(ドイツの国に関する物品教材が入った箱)の様々なグッズを活用し、実際に手で触れてその感触を味わうことができて、良かったと思います。
今回(ドイツ編)・前回(ブラジル編)ともに、パワーポイントなど事前に資料もいただき、また、打合せもしっかりさせていただけて、ありがたかったです。
企業さんとの連携授業もいつかはさせていただきたいと思っていますし、その際も打合せなど事前準備がしっかりとできる学習をしていきたいと思いました。