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「地域の力を学校へ」推進事業の実践例 信楽中学校1年生 × 株式会社島津製作所 「 環境学習-ゴミとリサイクル- 」

掲載日:2008年2月27日

教科等 : 総合的な学習の時間 ‥

 「環境学習―ゴミとリサイクル―」 (甲賀市立信楽中学校1年生)

講師 : 株式会社島津製作所 (平成20年2月15日)

  信楽中学校の1年生では、環境学習について、一学期に琵琶湖博物館での学習をしたあと、二学期に滋賀県の環境について自分でテーマを見つけてまとめていくという作業をされました。三学期にまとめで何かいい授業はないかなと探されていたところ、環境をテーマにした学校支援メニューの中に、島津製作所の「ゴミとリサイクル」の出前授業があり、環境教育で授業に取り入れたいということで、ご紹介しました!


打ち合わせ :

 島津製作所の方からの「是非我が社を見ていただきたい」というご意向もあり、信楽中学校の先生と島津製作所さんへお伺いしました。
 日程や時間、授業の内容等の確認をしながら、島津製作所での仕事のお話なども、聞かせていただきました。

授業 :

 1時間目は「ゴミとリサイクルの話」で、日本のゴミについて、クイズをまじえながらの講義でした。
 昔は“物”がなかったため、ゴミもあまり出なかったんですね。今は、いろいろな物が作られて便利になった分、ゴミも増えました。何と、日本では1年間で5,275万トン(東京ドーム142杯分)の家庭ゴミを出しているそうです。私たちは1人あたり1年間で約400kgのゴミをだしている!?
 そこで―今、私たちにできることは何か?―について考えてみました。

 2時間目は島津製作所オリジナルの「環境すごろく」を通して、学びました。まずは1人が年間平均で出している400kgのゴミを持ってスタート。「旅行先で使い捨て用品をたくさん使ってしまうと+10kg(ゴミ増)」、「生ゴミは水を切って乾燥させてから捨てたら−25kg(ゴミ減)」、「バーベキューでマイ食器を持っていて、さらにまわりのゴミも拾って帰ったら−20kg(ゴミ減)」など、最後はゴミが一番少ない人が勝ちです。
 途中、 「ゴミが減った。やったあ」などの歓声もあがっていて、私たちにもできる身近な事柄で、楽しく環境について考えることができました。

 最後は、「地球守っちゃうぞ宣言」も考えてもらいました。

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