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「地域の力を学校へ」推進事業の実践例 守山中学校1年生 × 大津地方検察庁 「進路学習-キャリアアドバイザーに学ぶ-」

掲載日:2008年4月16日

教科等 : 道徳 ‥

「進路学習 ― キャリアアドバイザーに学ぶ ―」 (守山市立守山中学校1年生)

講師 : 大津地方検察庁 (平成20年3月13日)

 1月25日の「総合的な学習の時間」コーディネーター養成講座で、46の企業・団体等が出前授業などの学校支援メニューを紹介してくださいました。「総合的な学習の時間」だけでなく、他の教科の学習などでも活用できる支援メニューがたくさんありました。
 その際、守山中学校から「大津地方検察庁の方にキャリアアドバイザーとしてお話をしていただきたい」とのご依頼がありました。
 大津地方検察庁に問い合わせをしたところ、「是非、やりましょう!」と言っていただき、中学校で話をしてくださいました。


授業 :

 次の3つのねらいで授業が進められました。

  • 様々な視点からの自己理解を試み、個性を伸ばし将来の職業選択を考えようとする姿勢を持つ。
  • 職業や働くこと、働く人に関心を持ち、これについて学ぶ意欲を持つ。
  • 多様な職業、職業の多様な一面を知り、来年度実施の職業体験へのきっかけとする。

 のねらいで、実施されました。
 当日は、医師、菓子づくり職人など、他の方も含め14人の方がキャリアアドバイザーとして講師となり、班に分かれた生徒がそれぞれの講師の所へ話を聞きに行きました。

 大津地方検察庁からは、検事さんと検察事務官さんが、それぞれの職について話をされました。検事は司法試験、検察事務官は国家公務員試験に合格する必要があります。
 検事さんの話で「司法試験に合格しても、全員が検事になるわけではなく、裁判官や弁護士になる人もいます。ドラマでも放映され注目をあびていますし、大きな責任がともなってきます。高校や大学に入るだけが目的ではなく、その先のこと、自分は何になりたいか、夢をもって考えてほしい。」という言葉が印象的でした。

《生徒達からの質問》
Q: 1年で何件くらいの事件を担当されていますか?
A: 1人で約150件くらいの裁判はやっています。(だが裁判は、1回では終わらない・・・)

Q: 1番大変だった事件は何ですか?
A: 殺人事件も大変だが、事件の大きさではなく、万引きなどもとても大変で、証拠が集まらなければ、どれも難しいです。

 ・・・など普段なかなか聞くことのできない話が聞けて、とても貴重な時間でした。

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