「進路学習 ― キャリアアドバイザーに学ぶ ―」 (守山市立守山中学校1年生)
1月25日の「総合的な学習の時間」コーディネーター養成講座で、46の企業・団体等が出前授業などの学校支援メニューを紹介してくださいました。「総合的な学習の時間」だけでなく、他の教科の学習などでも活用できる支援メニューがたくさんありました。
その際、守山中学校から「大津地方検察庁の方にキャリアアドバイザーとしてお話をしていただきたい」とのご依頼がありました。
大津地方検察庁に問い合わせをしたところ、「是非、やりましょう!」と言っていただき、中学校で話をしてくださいました。
次の3つのねらいで授業が進められました。
のねらいで、実施されました。
当日は、医師、菓子づくり職人など、他の方も含め14人の方がキャリアアドバイザーとして講師となり、班に分かれた生徒がそれぞれの講師の所へ話を聞きに行きました。
大津地方検察庁からは、検事さんと検察事務官さんが、それぞれの職について話をされました。検事は司法試験、検察事務官は国家公務員試験に合格する必要があります。
検事さんの話で「司法試験に合格しても、全員が検事になるわけではなく、裁判官や弁護士になる人もいます。ドラマでも放映され注目をあびていますし、大きな責任がともなってきます。高校や大学に入るだけが目的ではなく、その先のこと、自分は何になりたいか、夢をもって考えてほしい。」という言葉が印象的でした。
《生徒達からの質問》
Q: 1年で何件くらいの事件を担当されていますか?
A: 1人で約150件くらいの裁判はやっています。(だが裁判は、1回では終わらない・・・)
Q: 1番大変だった事件は何ですか?
A: 殺人事件も大変だが、事件の大きさではなく、万引きなどもとても大変で、証拠が集まらなければ、どれも難しいです。
・・・など普段なかなか聞くことのできない話が聞けて、とても貴重な時間でした。
中学1年生というあらゆる可能性を秘めた時期の若い人達に、検察の役割等について説明する機会を与えていただき、感謝しております。
ただ、こちらの話の内容が1年生には難しかったかなと思っており、次の機会では打合せもしっかりして、話の内容を検討していきたいと思っています。