「親子ひびきあい活動
―親子での共同作業を通して学校を美しくし、小学校生活の良い思い出をつくる―」
(彦根市立稲枝西小学校6年生とその保護者)
11月1日の「滋賀 教育の日」の取組の一つとして、おかけんリフォームの方から「何とか学校のお力になりたい」と言っていただきました。
ちょうど親子活動で学校施設・遊具等の塗装を検討されていた稲枝西小学校の先生から、「是非、一緒に活動していただきたいです。」ということで、連携が実現しました!
学校に伺い、どのような活動を計画、また希望されているかを詳しくお聞きしながら、実際に塗装を検討されている学校施設・遊具等を確認しました。
お世話になった校舎に感謝の気持ちをこめて、きれいにする活動として、実施されました。
みんなで力を合わせて、学校を美しく、小学校生活のよい思い出となるよう作業を進めていくことを確かめ合った後、作業を開始しました。
まずは金タワシのようなもので塗装する面をきれいに磨きます。見た目よりも力が必要で、なかなか大変な作業ですが、体育館の扉、遊具、さらには藤棚下の木製椅子とテーブル、それぞれ仕事を分担し、てきぱきと作業が進められました。
保護者の方は、塗装時に汚れがつかないように、塗装する面のまわりに透明のビニールを貼り付ける作業などを担当され、親子一緒に力を合わせての作業となりました。
表面がきれいになったところで、いよいよ塗装作業。子ども達は、「おかけん」さんの説明に従って、ムラが残らないよう、うまく塗るコツを教えていただきながら、ペンキを片手に真剣そのもの。みるみるうちにきれいになっていきました。プロのアドバイスに、子どもたちはすっかり感心していました。
作業は予定どおりお昼前には終了し、見違えるようになった体育館の扉などを眺めながら、「きれいになったなあ」とみんな満足顔でした。
最後に、子ども達、保護者の方々より、塗装に必要なハケやペンキなどもご提供いただいたおかけんリフォームのボランティア活動に感謝の気持ちを述べられました。
支援されたおかけんリフォームの皆さんも、子ども達と一緒に活動できたことを、心より喜んでおられました。
作業終了後は、みんなでお昼をいただく企画もあり、保護者の方が用意されていたおにぎりも、とってもおいしそうでした。
おかけんリフォームの方からは、「愛校精神を下級生たちに伝えるために…」をテーマに、子ども達に「ものを大切にする心」や「学校を大切にする心」「ともにやりとげる喜び」を伝えていただいています。
今回作業をした6年生の皆さんは、卒業学年として、この日の活動で感じた「感謝の気持ち」を、下級生にきっと伝えていってくれることでしょう。
プロの業者の方に、そのノウハウを教えていただきながら、作業を進めることができました。ペンキやハケなどの準備もありがたかったです。
準備がある上で、親子でともに活動ができ、わからないところは業者の方に聞いたり、ともに作業できました。
目に見えて、“美しくなった“ことがわかる作業でした。
保護者の方がたくさん参加してくださり、子ども達も最後までまじめに作業をしていて、良かったです。
私達は、この支援を続けていくことが、使命であると考えております。
大人の仕事の一部を経験してもらって、社会で働くことは楽しいことであり、大人になることを夢みて、前向きに頑張ってほしいです。