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地域の力を学校へ」推進事業の実践例 立入が丘小学校4年生 × 滋賀県国際課 「世界と交流しよう」

更新日:2008年11月28日

教科等 : 総合的な学習の時間 ‥

「世界と交流しよう」 (守山市立立入が丘小学校4年生)

講師 : 滋賀県国際課 (平成20年10月31日)

 学校支援メニューを見てくださった立入が丘小学校の先生から、「10月下旬から、『世界と交流しよう』という単元の学習を始めたいと思っています。国が違う方、何人かにお話を聞く機会をつくりたいのですが、どなたかご紹介していただきたいです。」と、ご相談がありました。
 国際課にご相談したところ、「学校に連絡をとってみましょう。」と言ってくださり、後日、授業をしていただくことになりました!


授業 :

 この学習を始めるにあたり、夏頃から外国の方のゲストティーチャーを探しておられたそうです。
 先生方は、子ども達に海外に滞在経験のある方や外国の方に出会い、その国の文化や暮らし、日本とは違う習慣、学校の様子などの話をしてもらうことで、外国に興味を持ったり、日本のよさに気づいたりするきっかけになれば…という思いを持っておられました。

 授業の目的は、「様々な国の人と交流することにより、異文化理解を深める。」ということで、ブラジルとアメリカの先生が、パワーポイントなどを使いながら、2クラスの授業を交代でしてくださいました。

ブラジル:

 ブラジルについて、いろいろとお話をしてくださいました。
 また、ブラジルボックス(ブラジルで使われるおもちゃや日用品などが入ったボックス)から、ブラジルで使われる小物を子どもに見せて、「何に使うものかな?」のクイズもありました。
 アマゾン川にいるピラルクーという魚で作られた物やシマホンという飲み物をいれる器、その他おもちゃなど想像がつかないものも多くあり、びっくりしました。

アメリカ:

 アメリカについて、また、アメリカの文化を知る行事として“ハロウィーン”のことなどを、いろいろと教えてくださいました。
 ハロウィーンは、亡くなった人が帰る日で霊がいたずらしたりすると言われています。そのため、自分の身を守るために仮装したり、家に入ってこないようお化けやジャック・オー・ランタン(カボチャをくり抜き顔を作った中にロウソクを立てたもの)を飾ったりするそうです。
 魔女やお化けに仮装した子ども達が「トリック・オア・トリート(Trick or treat. お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と言いながら、近くの家を1軒ずつ訪ねる姿は、日本でも有名になってきました。
 そこで、なんと授業では先生が、ジャック・オー・ランタンを実際に目の前で作ってくださいました。 
 カボチャも日本のものとは違います。中の種を取り、ナイフで目と口をくり抜き、あっという間に完成!でした。

 2カ国とも、知らなかったことがたくさんあり、みんな興味津々でした。

 ブラジルとアメリカの文化に十分ふれた時間でした。

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