「親子ふれあいひろば」　（竜王町立竜王小学校全学年児童とその保護者）

授業 ：

　今回の「ふれあいひろば」は、親子でいろいろなことを一緒に見て・聞いて・作ることにより、皆さんにより一層のふれあいを持っていただける様にと企画されました。
　その中の食育体験コーナーで、雪印乳業の方に食育に関するお話とバターづくり体験をしていただきました。

　「食」に関するお話では、体や人のエネルギーのもととなる乳製品（牛のミルクから作られる食べ物）のこと、また、栄養バランスを考えた食事をとることの大切さについて考えました。他にも、実物大の牛の絵を見ながら、クイズなどをとおしていろいろ教えていただきました。

　食に対する関心を高めた後は、いよいよバターづくり体験です！　

　下記のように作ります。

1. 生クリームから作ります。準備してくださっていた容器（フタを閉めて）を振りますが、手で温まってしまわないよう容器の側面は持たず、上下にしっかりと振ります。
2. 振っていくと固まりが出来てきます。そのまま振り続けると感触（音）が変わります。その時が、次の作業への合図です。
3. 溜まった液体（バターミルク）を他の容器に出し、割り箸で黄色い固まりをかき混ぜます。バターミルクがなくなるまでくり返します。
   すると、手作りバター（無塩）の出来あがり。

　すると、手作りバター（無塩）の出来あがり。

　持ち方や振り方の注意点を教えていただきながら、みんな一生懸命でした。

　最後は、市販のバター（塩入）と、それぞれクラッカーにのせて食べ比べ。

　あちらこちらで、「とてもおいしい！」の声が聞こえてきました。

　人数も大変多く、親子で楽しく、また友達と体験をとおして味わうバターの味は、さらに格別だったことでしょう。

　手軽に楽しく作れましたし、添加物も減らせますし、是非家でもご家族で手作りに挑戦してください。

授業後の児童・保護者の感想より

低学年：

• バターづくりをしました。Ｍくんといっしょにやりました。いちばんえらかったのは、ふるところです。さいごは、おかしとぎゅうにゅうとバターといっしょにたべました。たのしい一日でした。
• きょう、がっこうでバターをつくりました。バターは、手がいたくなるまでふりました。だんだんかたまってきて、バターができました。おかしにつけてたべました。フワッとしていておいしかったです。ぎゅうにゅうからバターやチーズができることがわかりました。

高学年：

• バターは味がなかったけど、クラッカーと一緒に食べると最高でした。
• バターづくりは、「どんなかんじでするのかなあ？」と思っていましたが、結構簡単でした。牛乳のにおいがプンプンしていました。楽しかったです。

保護者：

• とても楽しく学べて良かったです。
• 失敗がない活動で、簡単に出来て、そして食べることも出来て大満足です。
• バターがこんなに簡単に出来るものだったら、家でも作ってみようかなと思いました。おいしいバターが食べられ、とても良かったです。

ＰＴＡの方より

　今回、におねっと（県の生涯学習課のホームページ）の「「学校支援メニュー」一覧」を見て、いろいろな支援があることを知り、利用させていただきました。
　このことを知らない方が多かったので、様々な支援があることを、もっと広めた方が良いと思います。

　親切にひとつひとつ対応してくださいました。
　子ども達もとても楽しく学べました。

竜王小学校の先生より

• 低学年の子どもにとっては少しお話の内容が難しい部分もありましたが、普段食べているバターが、どのように出来るのかが体験して学べました。また、食に関する学習もよくわかるようにしていただけ、とても良い機会になりました。
• 手頃で、子どももできるものであったので良かったです。食育の良い機会になりました。
  日ごろ食べているバターが、こんな風にして出来るのかがわかり、驚きと喜びのある活動で良かったです。

雪印乳業株式会社の方より

　朝から大勢のお手伝いの方がいらっしゃって、最後の片づけまできっちり手伝ってくださいました。
　人数が多かったということもあり、お話の時の掲示物が小さくて、皆さん見えにくかったかもしれません。申し訳ございませんでした。

―子どもたちへメッセージ―

　皆さんバター作りどうでしたか？？
　楽しく過ごせましたでしょうか？
　とっても元気なみんなから、パワーをたくさんもらえた気がしました。これからも、たくさんの乳製品をとって骨を丈夫にし、元気いっぱい遊びに勉強に頑張って下さい！！
　ありがとうございました。