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「地域の力を学校へ」推進事業の実践例 小津小学校5、6年生 × 佐川急便株式会社「交通安全教室」

掲載日:2009年3月30日

教科等 : 特別活動(学校行事) ‥

「交通安全教室」 ( 守山市立小津小学校 )

講師 : 佐川急便株式会社 ( 平成21年3月13日 )

 守山市立小津小学校から、学校支援メニューの中の「交通安全教室」についてのご相談がありました。
 「3月と4月に、交通安全教室を計画しています。高学年は、自転車指導を含めていただきたいのですが、佐川急便に来ていただけるでしょうか?」との内容でした。
 佐川急便に日程等を含めご相談をしたところ、「先生のご要望に応じた内容で出来ますよ!」と言ってくださり、連携が実現しました!


授業 :

 今回は高学年の授業でした。学校が希望されていた自転車指導を重点的にしてくださいました。
 まず、自転車に乗る前の点検では、

  • ブレーキがきくか
  • ペダルやチェーン、反射板やライトがつくかなどのチェック
  • スタンドやネジがゆるんでいないかの確認
  • タイヤは大丈夫か、また乗ってみて両足がつく高さにサドルを調整すること

などのご指導を受けました。

 また、雨の日の傘差し運転や二人乗りの危険などの注意点も教えてくださいました。

 また、代表のお友達が実際に自転車に乗り、佐川急便が用意してくださった標識や信号機で、正しい乗り方を改めて確認しながら学びました。

 他にも、自動車やトラックの性質について、まず、運転席から見てある角度からは見えなくなる範囲(死角)があること、また、大きなトラックが曲がる時は特に、前のタイヤと後ろのタイヤの進み方が大きく違って内輪差が出来、巻き込まれやすいことなどを学びました。

 そして…「車は急に止まれない」
 例えば、自動車に乗っている運転手が路上に人を見つけたとします。反応が早い時で、気づくのにまず0.8〜1秒かかって約11mくらい進み、気づいてからブレーキをかけてさらに約11mくらい進んでしまうそうです。時速40kmで走っていたら約22m、時速50kmで走っていたら約35m進んでしまう計算です。つまり、その距離の間にいた場合はひかれてしまいます。
 スタッフの方の事故に遭われた方のお話もあり、事故にあったら本人だけでなく、周りの人の悲しみや辛さもはかりしれないことを感じました。

 みんなも身近な問題として受け止め、交通安全を確かめる機会となったのではないかと思います。
 改めて、気をつけなければと気が引き締まりました。

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