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「地域の力を学校へ」推進事業の実践例 小津小学校1〜3年生 × 佐川急便株式会社「交通ルールを守って安全に生活しよう」

掲載日:2009年5月11日

教科等 : 特別活動(学校行事) ‥

「交通ルールを守って安全に生活しよう」 ( 守山市立小津小学校 )

講師 : 佐川急便株式会社 ( 平成21年4月23日 )

 2月に守山市立小津小学校から、学校支援メニューの中の「交通安全教室」についてのご相談がありました。
 「4月に低学年の交通安全教室を予定しています。佐川急便に来ていただけるでしょうか?」との内容でした。
 佐川急便に日程等を含めご相談をしたところ、「先生のご要望に応じた内容で出来ますよ!」と言ってくださり、連携が実現しました!


授業 :

 1〜3年生の授業で、元気よく登場のはこぶくん(着ぐるみ)も一緒に、道路を渡る時と自転車に乗る時の指導をしてくださいました。

 まずは、信号がある横断歩道の渡り方の確認です。
 青色は? ― 渡る。
 赤色は? ― 止まる。
 では、黄色(点滅)は? ― 急いで渡る…??

では、ありません。渡る前に黄色(点滅)になったら、必ず止まりましょう。渡り始めも急いで戻ってください。そして、信号が青になってから、「右見て、左見て、もう一度右を見て」 渡りましょう!

 次は、自転車に乗る時の確認です。乗る前の点検は大切です。

  • タイヤの空気は入っていますか?
  • (前・後ろの)ブレーキはきいていますか?
  • ライトはつきますか?
  • 乗ってみて、足がしっかり地面につきますか?
  • 反射板はついていますか?

 などの問いかけに、「はーい。わかりましたー。」と、元気よく子ども達の手があがっていました。

 さて、確認が出来たら、実際に自転車に乗って走る時の注意です。
 乗る時は、左側から乗りましょう。左側から乗った方がいいのは、どうしてでしょうか?
 そうです。左側通行の車よりもさらに左側を走る自転車は、すぐ右に車が走ることになります。だから、自転車の左側から乗るのです。

 代表のお友達が実際に自転車に乗り、佐川急便が用意してくださった信号機で、正しい乗り方を改めて確認しながら学びました。
 昨年度の道路交通法の改正により、児童(6歳以上13歳未満)や幼児(6歳未満)が自転車に乗る場合は、歩道を通っても良いことになっています。
 小学生の皆さんは、車道は危険ですので出ないでくださいね。

 また、講師がやって見せてくださった雨の日の傘差し運転や二人乗りは、とても危ないこともしっかり学びました。

 そして、「自転車・車は、急には止まれない!」
 実際に、みんなが普段走っているようなスピードで講師がやってみせてくださいました。
 止まろうとブレーキをかけてから5mは進んだでしょう。自動車だったらもっと進んでいますし、これが実際の道路だったら…と思うと、本当にぞっとしました。
 絶対に道路にはとび出さないようにしましょう!

 最後は、講師が「私達は優しい安全な運転を心がけます。」と交通安全を守る宣言もされました。

 「事故のない安全な生活を送るために、しっかりお話を聞きましょう。」という先生の言葉から始まった交通安全教室。
 「交通ルールを守って安全に生活しよう」という今回の授業のテーマを、普段からも忘れないでくださいね。

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