「 国際交流員と交流 外国を知ろう。 」 ( 県立草津養護学校高等部 )
草津養護学校のこの授業は、12月に行った滋賀県国際課との連携授業パート2です!
次のねらいで、授業は計画されました。
交流員を迎え、挨拶をした後、先生と交流員の方と次のやりとりがありました。
先生 “ Are you fine ? (元気ですか?) “
交流員 “ I’m not good… (元気ではありません…)”
先生 “ Why ? (どうしてですか?)”
交流員 “ I’m hungry . (お腹がすいているからです) “
先生 “ Why don’t you order sushi ? (お寿司を注文したらどうでしょう?)”
交流員 “ Good idea ! (いい考えですね!) “
そこで、今日の回転寿司のテーマが発表されました。お寿司屋さんに扮した別の先生が模型のお寿司を持って来ると、「わあーやったあ」と生徒たちから喜びの声が聞こえてきました。
まずは写真で、ひとつずつお寿司のネタを英語でどう言うかを確認していきました。(全部で16ネタ)
次は、そのお寿司の英単語を使って、みんなが大好きなビンゴゲームの始まりです。交流員から“ Are you
ready ? (準備はいいですか?)”のかけ声がかかり、みんな“ Year ! (いいですよ!) ”の返事。そして、交流員が寿司カード(日本語)を引き、そのお寿司の英単語をみんなで一緒に復唱していきました。
そして、ビンゴになったお友だちは、交流員から、”What is your name ? What is
your favorite sushi ?”と、名前と好きなお寿司を聞かれ、やりとりしました。みんなとても上手に、答えていました。
そして後半は、“sushi-go-round!”(先生の造語…フルーツバスケットのお寿司バージョン)をしました。一人ひとり、何かのお寿司のネタになり(同じネタの人が何人かいます)、大きく円形に並べたイスに全員が着席したら、“sushi-go-round!”のスタートです。交流員に、最初は1つのネタだけ、そして徐々に同時に複数のネタを言ってもらい、そのネタの人が移動します。“sushi-go-round
!”だったら、全員が移動するゲームです。
何回かした後、交流員とクラスごとに写真を撮りました。
最後、交流員は「今日の授業はどうでしたか?私は、とても楽しかったです。皆さん、とてもよく勉強していますね。びっくりするほど英語が上手で、感動しました。また、よろしくお願いします。」とおっしゃっていました。
今回、学校の先生は、交流員と生徒とのやりとりを多くしてふれあいたい!という思いをもって、授業を組み立てられました。
回転寿司を題材にされたのは、家族で行く機会があり、身近で、「お寿司やさんに行ったときに、これを思い出せたらいいなあ」という思いからでした。本当にみんな楽しそうでした。
お寿司屋さんに行ったら、お家の人に英語での言い方を、是非教えてあげてくださいね。
(12月の前回よりも)交流員の方と生徒一人ひとりとのやりとりや、交流する時間が多くあり、良かったです。お寿司は、子どもたちが大好きなもので、題材としても良かったです。
また、しが学校支援センターの方も、子どもの一言や一つひとつの活動に対して、「おーすごい」などのリアクションをとってくれていたのも良かったですし、交流員の方も2回目なので、緊張が少し解けていらっしゃったかなあと思います。1回きりでなく、今後も継続していきたいと思います。
「英語でのコミュニケーションを経験してほしい」という先生方の強い想いが伝わるすばらしい授業でした。
一人ひとりを大切にする授業のお手伝いをさせていただき、感謝しています。
皆さんが笑顔で楽しく英語を練習している姿を見て、とても感動しました。
これからも頑張ってください!