本文へジャンプ

「地域の力を学校へ」推進事業 平成22年度 学校支援の実践例

掲載日:2010年7月22日
連携授業のようす

テーマ

「交流員と英語を学ぼう&英語で遊ぼう」

学校・園名

滋賀県立草津養護学校高等部

講師

滋賀県 商工観光労働部 観光交流局

日付

平成22年7月6日

教科等

英語

授業

連携授業のようす

 昨年度もご依頼をいただいた草津養護学校の先生から、「昨年度の授業がとても良く、今年度も是非、国際教育で講師としてアメリカの交流員さんに来ていただきたい。」とのご依頼があり、連携が実現しました。

 今年度の英語学習は、学期ごとに1回(全3回)を予定されており、今回の授業は次のねらいで計画されました。

  • 交流員の方と勉強することで、これからの英語学習に意欲や期待を高められるようにしていく。

内容を順にご紹介します。

1.簡単な英語を使ってあいさつや自己紹介をすることができる。〜交流員の方と仲良くなろう〜
 クラスごとの自己紹介で、好きなスポーツや食べ物などを言うクラスもあれば、ミニギターの伴奏つきで音楽にあわせながら行うクラスもあり、交流員の方と仲良くなれました。
  自己紹介の後は、交流員の方から、絵本を英語で朗読していただきました。絵本は「The Very Hungry Caterpillar (はらぺこあおむし)」で、生徒の皆さんも途中で出てくる食べ物や数を英語で数えたりしました。

2.色を表す英語を知り、それらを使って簡単なゲームを楽しむことができる。〜この色、英語で何て言う? ”What color is this?”〜
  色を見て、英語で何と言うか、生徒の皆さんもたくさん答えてくれました。赤red、黄yellow、紫purple、水色light blue、金gold、銀silver …など、たくさんの色を復習しました。そして、それらの中から好きな9色を選び、事前に貼っておいたカードを使って、ビンゴゲームをしました。
 交流員の方が順に箱から色の英単語が書かれたカードを出していき、発音しながら、ビンゴを楽しみました。ビンゴすると交流員の方が一人ひとりにメッセージをくださり、生徒の皆さんはとてもうれしそうでした。

3.英語や外国に興味を持ち、今後の英語学習の意欲をより高める。〜明日は何の日? “Let’s sing TANABATA SONG”〜
 次の日が、日本の季節行事でもある七夕だったので、これまで日本語で歌っていた七夕の歌を英語でも歌ってみよう!ということで、みんなで楽しく歌いました。皆さんの歌声はきっと、彦星や織り姫さまのところにも届いたことでしょう。

 授業の様々な場面で、交流員の方から”Good job!”、”Great job!” 、“Perfect!”(よくできました。の意味)などの言葉がたくさん聞かれ、また次の授業が楽しみになりました。

感想

生徒の感想 【滋賀県立草津養護学校高等部の生徒より 】

  • ビンゴゲームが楽しかったです。
  • はらぺこあおむしの絵本がおもしろかったです。
  • 英語が楽しかったです。
  • 楽しかったです。また会いたいです。
  • 交流員の方とあいさつができてよかったです。

学校・園の感想 【滋賀県立草津養護学校高等部の先生より】

 「交流員の方に、『自己紹介をしよう』『色の勉強をしてゲームをしよう』」と連携授業にむけて学習してきたことを、交流員の方と実際にやれたことが自信につながったと思います。はらぺこあおむしの読み聞かせも英語が身近になり、楽しかったです。生徒たちがとても楽しめたと思います。ありがとうございました。
 ALTが派遣されなくなった今、外国の方とふれあえる貴重な授業になったと思います。

講師の感想 【滋賀県商工観光労働部観光交流局の方より】

 歌・物語、そして、ジェスチャーを通じ、言葉の豊かさに触れるすばらしい授業でした。異文化に触れ、学ぶ喜びが体いっぱいにあふれていました。

生徒たちへメッセージ −

  みんなの前向きに英語にチャレンジしようという態度に感動しました。難しかった部分はいろいろあったと思いますが、自己紹介、色、好きなものとビンゴを含めて、各組が大変よくできたと思います!

平成22年度実践例の一覧ページへ
△ ページのトップへ