6年生で、卒業にむけてのキャリア教育に取り組んでおられる先生から、いろいろな職種で、様々な思いを持って活躍されている「人」と会ってもらい、お話をうかがう機会を作りたいという事で、連携授業が実現しました。 講師の方が、最初におっしゃった事は、仕事には、元気・やる気・根気が必要だという事です。普通、人の集中力は20分しか続かないとの事ですが、みんなは一体何分集中できるでしょうか? いつも講師の方が授業のはじめにされている、四角い紙に、図形を書く心理テストをしました。口頭の講師の方の指示を紙に書くと、みんなばらばらです。言葉で物事を伝えるのは難しいと感じました。ここで、もう20分経ちそうです。講師の方のお話がおもしろくて、みんな一生懸命聞いています。 次に、学校の先生にモデルになってもらって、マッサージの仕方も教えてもらいました。他にも、はさみの知識や、カットの世界大会のお話、髪の毛は一日どれだけ伸びるか?など、理容師・美容師として知っていなくてはいけない事を教えてもらいます。講師の方は、働くには技術と知識が必要ですと教えてくださいました。 そして、今度は実際にマネキンを用意してもらって、カットとパーマを教えてもらいました。カットチームの男の子は、大胆にカットしていきますが、講師の方がおっしゃったヘアスタイルと仕上がりが全然違います。これでは、仕事としてはだめだそうです。パーマは、ロットは1分に4個巻かないといけないのに、むずかしくてたくさん巻けません。でも、はじめて挑戦する技術にみんな楽しそうでした。 最後に、将来幸せになりたい人に、幸せになるための4つの出会いを教えていただきました。 みなさんは、最後までよく集中して聞けました。それでは、授業の前に講師の方へ児童のみんなから質問があったので、一部紹介させていただきます。 Q. なぜこの仕事をしようと思いましたか。 A. 小学校のころから手に職をつけたいと思っていたので、進路指導の先生に勧められてヘアースタイリストになりました。 Q.仕事をしていてやりがいは何ですか。 A. お客様からありがとうの言葉をいただいた時です。 Q.仕事していて難しいことは何ですか。 A. お客様のイメージされているヘアスタイルをつくることが一番難しいです。 |
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【大津市立仰木の里東小学校の児童より 】
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【大津市立仰木の里東小学校の先生より】 子ども達も興味を持てる内容の話と、普段できない技術を教えていただき、体験できて良かったです。しかし、実技に参加できない子どもは見ているだけになってしまい、積極的になれませんでした。 |
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【 滋賀県理容美容学園の方より】今回は、前もって職業講話に対する主旨、目的を聞いていたので話の内容を考えることができました。そして質問事項も同じ様、前もって聞いていたので、文章化して渡すことができました。ただ、カット技術、ロット巻き技術をしている生徒さんは楽しくしておられましたが、それ以外の子どもたちが退屈してしまい、今後、その対応も考えていかないとと思いました。 自分の将来を見つめて、しっかり次の目標を決めて毎日を楽しく過ごしてください。これからいろんな方々と出会いがあります。その出会いを大切にする事が大切です。 |