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「地域の力を学校へ」推進事業 平成22年度 学校支援の実践例

掲載日:2010年11月8日
連携授業のようす

テーマ

「職業体験を聞く」

学校・園名

長浜市立鏡岡中学校2年生

講師

団体役員

日付

平成22年10月18日

教科等

総合的な学習の時間

授業

連携授業のようす

 講師の方は、以前、ホテルで働いておられました。そして、今はある団体の理事(その団体で女性の理事は全国で2人しかおられないそうです)をされています。

 講師の方が、以前テレビ局の取材を受けられた時の働いておられる様子の映像を見た後、「職場体験への心構え」とともに、「私の生き方…人生何がおこるかわからない、すべて運命、チャンスはつかみとるもの」というお話をしてくださいました。

 講師の方は、上位ポストがあるなら男性、女性関係なく目指すべきだと思い、いろいろなことに知恵と情熱で乗り切ってこられました。その結果、ホテルで働いておられた時は、営業でトップの成績だったそうです。「自分の可能性を制限しないことが大切です。」とおっしゃっていました。
 職場体験への心構えやマナーとしては、「世の中が大変厳しいにもかかわらず、みなさんの将来への期待や夢を実現するために企業や事業所、地域の方々が協力し、受け入れてくださることに感謝をしましょう。その上で、大事なのは、服装やあいさつで、服装はまずは清潔であること、職種によっては動きやすく機能的であることが一番です。」
 また、「あいさつは、〈あ〉相手を見て、相手に合わせて、明るく言いましょう、〈い〉いつでもしましょう、〈さ〉先にしましょう、〈つ〉続けましょう、が大切なポイントです。他にも、お礼やお詫びはその場ですぐに言う、返事や締めくくりのあいさつ(お先に失礼します、お疲れさまでした、など)は、その場にふさわしい言葉を大きな声で言うと、印象も良くなります。」というお話をされました。

 そして、生徒の皆さんに「職場体験にのぞむ姿勢」を1人ずつ宣言してもらいました。
  最初は、恥ずかしそうだった皆さんでしたが、「あいさつをしっかりしたいです。」「職場の人の名前を早く覚えたいです。」など、大きな声で宣言していました。

 最後に、講師の方から「5日間が有意義に過ごせるかは、皆さんののぞむ姿勢次第です。教えてくださる方の言うことをしっかり聞いて、感謝の気持ちを忘れず、職場体験にのぞんでください。」というメッセージがありました。

感想

生徒の感想 【長浜市立鏡岡中学校の生徒より 】

  • わかりやすくて、話の内容がよくわかりました職場体験もがんばりたいです。
  • 社会のきびしさがよくわかりました。職場体験では、「ありがとうございます」「失礼します」など、しっかり出来るといいです。
  • 私もホテルに行くので、とてもよいお話が聞けました。
  • あいさつがどれだけ大切かわかりました。
  • 仕事の大変さと同時に、たくさんの苦労をして親が手に入れたお金をもっと大切にしようと思いました。
  • わかりやすい授業でした。教わったとおり感謝の気持ちを持って、礼儀や時間を守って職場体験を行いたいです。
  • 仕事をすることが大変なことだとわかりました。仕事は、自分の責任を持って、しっかりとやらなければいけないんだなあと思いました。
  • あいさつをしっかりすること、あいさつにも色々な言葉があることを知りました。職場体験学習でも使っていきたいです。

学校・園の感想 【長浜市立鏡岡中学校の先生より】

 大きな志を持って仕事に取り組んでおられることに刺激を受けた生徒も多いようです。マナーのきびしいホテルの仕事をされていた人からマナーのことを聞いて、心に響いたように思います。次の職場体験の大きな参考になりました。

講師の感想 【団体役員の方より】

 限りある時間の中で、自分の伝えられることは伝えたと思います。
 私の自己満足に終わるのではなく、話を聞かれた生徒たち、また、先生方のこれからに役立つことが一番だと思います。
 生徒さんたちは、聞く姿勢はとても良かったです。私自身、いろんな体験・出会いを楽しみにしています。

児童たちへのメッセージ

  実り多き、職場体験になることを願っています。

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