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「地域の力を学校へ」推進事業 平成22年度 学校支援の実践例

掲載日:2010年11月18日
連携授業のようす

テーマ

「親子であそぼう」

学校・園名

湖南市立菩提寺幼稚園4歳児・5歳児

講師

一般財団法人滋賀県退職教職員互助会

日付

平成22年10月30日

教科等

親子活動

授業

連携授業のようす

 4歳児と5歳児がそれぞれ保護者も一緒に参加しての活動でした。講師の方が進行役となり、楽しく親子で活動しました。主な内容は、以下のとおりです。

  1. じゃんけんゲーム
    *あとだしじゃんけん
     講師の方よりあとだしでじゃんけんをし、「あいこ」や、「まけ」を出します。「かつ」のは慣れていますが、負けるのは難しいです。
    *じゃんけんチャンピオン
     最初は親子でじゃんけんをして、負けた人が勝った人の後ろにつき、先頭同士がまたじゃんけんをしていってどんどん長い列になっていきました。

  2. レクダンス
     4歳児と保護者のみなさんは、「南の島のハメハメハ大王」の曲、5歳児と保護者のみなさんは、「あんぱんまん音頭」の曲に合わせてダンスをしました。
     講師の方の指導で、最初はとまどっていたみなさんも、すぐに覚えて、ダンスを楽しんでいました。

  3. すきやきじゃんけんゲーム
     「しらたき」、「にく」、「ねぎ」、「やきどうふ」、「たまご」の5枚のカードが、講師の方の袋の中にたくさん入っています。親子5組ずつのグループに分かれて、代表の親子が、講師の方とじゃんけんをして、勝ったら、講師の方の袋の中からカードを1枚とることができます。すきやきを食べるための5枚のカードを早くそろえるようがんばりました。

  4. 古新聞で作って遊ぼう
     古新聞を4つに切ってまるめ、1人4つの「ばいきんマン」を作り、2チームに別れて、相手チームの陣地に、どれだけたくさんの「ばいきんマン」を投げられるかというゲームです。最後にした大人チーム対子ども(5歳児)チームでは、子どもチームの勝利で、子ども達は大喜びでした。
     最後は、みんなで、まるめた新聞紙の後始末をしました。

 当日は、父親の参加が多く見られました。
 最後に、講師の方が、保護者のみなさんに、「子育てで大切にしたいこと」について次のようなお話をされました。

  • 4歳、5歳は、子育ての大切な時期です。
  • 父親と母親など家族の子育ての共通認識が大切です。
  • 「子どもをしつける」ということは、「親が努力をする」ということです。
  • 毎日の生活のリズムとして生活習慣を定着させることが大切です。
  • 親の威厳が必要な時があります。
  • 小学校に入学する時期など、子どもの環境が変わるときが、習慣づけのチャンスです。学習の習慣は、特にこの時期が大切です。
  • 子どもが自分のことは自分でできるよう、親が見届けて、できたら、ほめることを心がけましょう。
  • 厳しさとやさしさが大切です。

 「今日の親子の活動を通して、ご家庭では見られない子どもの姿に気づかれた保護者の方もおられたと思います。普段気づかない子どもの姿を見て、またほめてあげてほしいと思います。」と講師の方が最後に言ってくださいました。

感想

児童の感想 【湖南市立菩提寺幼稚園の児童より 】

  • 「ばいきんマン」が、たのしかった。
  • すきやきゲームもたのしかった。
  • あんぱんまん音頭は知っていて、たのしかった。
  • ゲームでまけてもたのしかったよ。

学校・園の感想 【湖南市立菩提寺幼稚園の先生より】

 10月30日は、講師の先生をご紹介いただきまして大変ありがとうございました。無事に楽しく終わらせていただくことができてホッとさせていただきました。また、いろいろ教えていただけると嬉しいので、よろしくお願いします。

講師の感想 【一般財団法人滋賀県退職教職員互助会の方より】 

 幼児との対応は、初めてでしたが、保護者の方も一緒で普段の園でのしつけもしっかりされていたので、活動をスムーズに進めることができてほっとしています。また、子育てにおける親の役割について話をさせていただき、短時間であったものの、よかったと思います。

子どもたちへメッセージ

 活動中、園児のみなさんは楽しかったかどうか不安でしたが、いきいきしているように見えました。

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