真野小学校5年生の担任の先生より、フローティングスクール事前学習の依頼があり、琵琶湖再生課との連携が実現しました。滋賀県のマスコットである、キャッフィーが入ったスライドで、今まで児童がパソコンで自習していた内容などにもふれて、琵琶湖について幅広くお話がありました。 はじめに、私達が住んでいる滋賀県についてお話していただいた後、琵琶湖のお話が始まりました。 まず、琵琶湖の面積ですが、甲子園球場の17,400個分もあるそうです。日本最古の湖で、世界の内湖でも129番目の大きさです。スライドで、今の琵琶湖になるまでの移り変わりを教えていただきました。琵琶湖は、今でも少しずつ東へ動いているそうです。琵琶湖は地盤がしずんでできた湖で、460本の川が琵琶湖に集まり、淀川、大阪湾に流れるまで、1,400万人の人がその水で生活しています。瀬田川洗堰は、季節ごとに琵琶湖の水位を調節しています。 また、大雨にそなえて、人々が安全に生活できるようにとはじめられた湖岸の整備や湖岸堤のこと、昔は琵琶湖には14の内湖があったものの、戦争中に米を作るために干拓されたことや、自然の湖岸の減少にともなうヨシ帯の減少など、湖岸の変化についての話をされました。 その後、植物プランクトンなどの大量発生でおこる赤潮、アオコの問題、琵琶湖の透明度、チッ素、リンの含有量など、水質について、今の状況を教えていただきました。 最後に、琵琶湖についての問題を出されましたので、紹介します。 Q. 琵琶湖は世界で何番目に古い湖でしょうか? A. 129番目です。 Q. 琵琶湖の基準水位の高さは、どこと同じでしょうか? A.大阪城の天守閣と同じです。 Q. 琵琶湖が生まれたのは何年前でしょうか? A.400万年前です。 |
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【大津市立真野小学校の児童より 】
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【大津市立真野小学校の先生より】総合的な学習で一学期に琵琶湖のことについて調べ、学習しましたが、知らないことがまだまだたくさんあり、琵琶湖についてより学ぶことができたと思います。フローティングスクールへの意欲も高まりを感じました。 |
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【滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖再生課の方より】静かに琵琶湖の環境について聞いてくれて、小学生も、琵琶湖の問題などに感心があることを感じました。今後も、ご要望があれば対応させていただきますので、よろしくお願いします。 フローティングスクールで、さらに琵琶湖の学習をして、興味を持ってください。 |