全校児童を対象に、低学年、中学年、高学年と分かれて「交通安全教室」について3回の授業をしていただきました。自動車や、自転車の特性を知り、児童の交通安全についての関心を高め、「自分の命は自分で守る」態度を養うことが、授業のねらいです。 まずはじめに、講師の方から、「今日の授業はみんなの命を守るための学習です。」とお話がありました。そして、マスコットのチャーリー君を使った、飛び出しの実験をしていただきました。運転手が危ないと思って急にブレーキを踏んでも間に合わないことがあることを、教えていただきました。「道路では、急に飛び出すことはたいへん危険なので、飛び出さないようにしましょう。」と話されました。 次に、自転車での制動実験です。3人の代表児童が体験をしてもらい、みんなで見学をしました。自転車で走行中に、信号が赤になってからブレーキをかけましたが、赤信号に気づいてから自転車が止まるまで、約5m進んでしまうことがわかりました。人は目で見て考えて、ブレーキをかけるまでに、時間がかかってしまうことを教えていただきました。 そして、次に自動車の実験です。時速40qで走行中に信号が赤になってから、運転手がブレーキを踏んでから、自動車がとまるまで、どれだけの距離を進んでしまうかを各クラスで相談して考えました。実際に自動車が進んだ距離は…16m〜19mでした。 最後に、代表の児童に棒をつかむ実験にチャレンジしてもらいました。講師の方が、棒を上から手を離して落としたら、代表の児童がつかむという実験です。集中しているときは、うまくつかむことができましたが、講師の方が児童に話しかけられた時に、棒を落とすと、児童はうまく棒をつかむことができませんでした。この実験を通して、「考えごと、お話をしていると集中力は下がる」ということを、教えていただきました。自転車に乗っている時や、家族の人と自動車に乗っている時など、考えごとや、お話をしているとたいへん危険なこと、そして、町を走っている、自動車等の運転手も、そういった状況も考えられることなどについても講師の方が、話してくださいました。
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【大津市立和邇小学校の児童より 】【低学年】
【中学年】
【高学年】
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【大津市立和邇小学校の先生より】私達にはできない、専門的なことをしていただき、とても理解しやすかったです。子どもとの対応も上手にしていただきよかったです。 |
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【 社団法人 日本自動車連盟 滋賀支部の方より】 事前の下見にも快く応じて頂き、また当日の準備にもご配慮頂いたおかげで、スムーズに実施する事ができました。学年があがるにつれて、児童は熱心に聴いていただきました。内容に対する理解度も高く、積極性がありました。 自転車を運転する時は、交通ルールを守りましょう。自転車の通行量の多い通学路ではクルマに気を付けて事故に遭わないように行動しましょう。 |