![]() 授業は、「働くってどういうことだろう?」というお話から始まりました。「働くとは、人に喜んでもらうこと。」という児童の答えもありました。講師の方は、「他にも、働くとは『お金を得る』『自分がそれをやっていて楽しい』などもありますね。そして、働いてからも人間関係や社会の関わりなど勉強することがたくさんあります。大変なこともありますが、それは自分を成長させてくれることですし、何かにチャレンジをして乗りこえると、人に喜んでもらうこともあり、やりがいも生まれます。」とお話をされました。 講師の方は、小さい頃から絵を書くなどの美術が好きで、中学、高校と進むにつれてその思いが強くなり、大学で焼き物(陶芸)を学ばれました。その中で、自分が人見知りだということもあり、コミュニケーションは会話だけでなく、音楽や身ぶり手ぶりなどもその一つで、「作品を作ることは自分を表現することが出来て、他人と会話が出来る」と感じたそうです。 ところで、講師の方は「日本の文化に根ざした何かを作りたい。」ということが心にあり、作品にも表しておられます。 講師の方は、「美術作品は、自分で良い物だと思わないと、価値がないものにもなってしまうので、自分の作品に自信を持つことは大切です。そして、人に見てもらうことで人と関わることになることも作品を作り続けていく秘訣です。いろいろな作品を作る中で、大変なことがありますが、出来ることをコツコツやれば道は開けていきます。人は人とのつながりがないと生きていけません。嫌なことがあってもそればかりとらわれないで、いいことに目を向けてください。」とおっしゃっていました。 |
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