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「地域の力を学校へ」推進事業 平成22年度 学校支援の実践例

掲載日:2010年12月6日
連携授業のようす

テーマ

「地場産業であるお茶を使ったお菓子を作ろう」

学校・園名

甲賀市立大野小学校5年生

講師

社団法人 滋賀県栄養士会

日付

平成22年11月18日

教科等

総合的な学習の時間

授業

連携授業のようす

 土山町のお茶を使ったおやつ作りができる方を探していますと依頼をうけ、社団法人滋賀県栄養士会の方にお願いしたところ、快く引き受けてくださり、連携授業が実現しました。

まず、講師の方から、茶だんごとマメチャロの詳しい作り方や注意点を説明してくださいました。

《茶だんご》  まっ茶を使います。

  1. 白玉粉、まっ茶、きぬごし豆腐、さとうをボールに入れ、耳たぶくらいのかたさにこねます。
  2. ひとくち大に丸めます。(この時、中心をへこませてもよい)
  3. 鍋にお湯をわかし、何回かにわけて、だんごを入れる。うきあがってきて、1〜2分したら、あみじゃくしなどですくいあげ、水の中に入れて冷やす。

《マメチャロ》  お茶葉(緑茶)を使います。

  1. フライパンにバターを入れ、とけてきたらマシュマロを入れる。
  2. マシュマロがとけてきたら、いり大豆とお茶葉とコーンフレークを入れてまぜる。
  3. クッキングシートの上に広げて、スプーンなどで小さく分けてさます。

 児童は茶だんごの担当、マメチャロの担当に分かれて一斉に作りはじめました。今日は、「大野小学校教育の日」で、保護者の方もいらっしゃったので、児童はわからない事があると、各テーブルについている大人の方にも聞いていました。「耳たぶのかたさとはどれくらいなのか?」「ひとくち大とはどれくらいの大きさなのか?」「茶だんごがうきあがってきて、どれくらいで冷やしたらおいしいか?」という事などでした。みんな、協力しあって手際よく作業が進んでいるようでした。

 洗いものも、フライパンは油がついているので、お鍋のお湯を使って油を落としたり、お皿もしっかり水分をふき取るようにと、保護者の方からも積極的な指導もあり、人数分の盛りつけが終わりました。

 最後に、みたらしあんと、きなこが各テーブルに配られ、かけて食べました。あっさりしていて、手作りのおいしさでした。児童も、「おいしい。」と言って食べていました。

感想

生徒の感想 【甲賀市立大野小学校の児童より 】

  • とても分かりやすくて、みんなで楽しくできたので、よかったです。
  • すごく簡単でおいしかったです。家でもやりたいと思います。
  • 茶団子とマメチャロというお茶のお菓子は、作るのは難しかったけれど、食べたらとてもおいしかったので、家でもまた作りたいです。
  • とても上手に作れたと思います。
  • お茶を使って団子やマシュマロなどが作れることが分かりました。
  • 家でお菓子作りはあまりしないので作れて良かったです。
  • お茶のお菓子はふだんあまり食べなかったけれど、自分で作って食べるとすごくおいしかった。
  • お茶を使ったお菓子で、作るのがこんなに簡単でこんなにおいしいとは思いませんでした。
  • みんなで一緒に作ったり、食べたりできたので楽しかったです。
  • またやってみたいです。
  • お茶を使ったお菓子なので、私もお茶が好きだから、がんばって作りました。

学校・園の感想 【甲賀市立大野小学校の先生より】

 どの子もとても楽しく授業に参加していました。また、「家でも作ってみよう。」との声も聞かれました。保護者の方の評判も良かったです。 もっといろいろな場面で人材活用をしていけたら・・・と思います。

講師の感想 【社団法人滋賀県栄養士会の方より】

 短時間の中での実習だったので、簡単にできるものと考え、茶団子、マメチャロの2品を用意しました。
 学校での実習ははじめてだったので、準備等行き届かなかった事もあったかと思いますが、先生に助けていただき無事終えられました。また、こうした機会が増えるとうれしいです。ありがとうございました。

児童たちへのメッセージ

 みんな短い時間の中で手際よく作ってくれて感心しました。「おいしい」とか「家でも作る」といった声が聞けたので、是非作ってみてください。私も楽しかったです。ありがとうございました。

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