まずはじめに、村田製作所の主力製品である、チップ積層セラミックコンデンサが、どんなところに使われているのかについて講師の方から説明がありました。このコンデンサは、携帯電話やノートパソコン、薄型テレビにもたくさん使用されているとのことです。 村田製作所では、その他あらゆる電子部品を作っていますが、それらは製品の中に入っているため、私たちは直接見ることができません。開発している電子部品の役割や仕組みをわかりやすく紹介するために、自転車型ロボットを開発されました。止まっても倒れないで、低速で走れるようなロボットが完成するまでには、たくさんの失敗があったそうです。 ムラタセイサク君の出前授業の目的について、3つのポイントで、わかりやすく説明していただきました。
その後、ロボットの実演をしていただきました。最初は、一輪車に乗ったムラタセイコちゃんの登場です。ムラタセイサク君とセイコちゃんは、従兄妹という設定でロボットが開発されたそうです。 最後に、講師の方は、「大人が何人も集まってロボットを作っても失敗の連続でした。あきらめずに作ったセイサク君が、みんなに興味を持ってもらって、開発して本当によかったと思います。失敗は、はずかしくありません。生徒のみなさんも、部活や勉強など失敗をすることもあるでしょう。でもあきらめないで、いろんなことにチャレンジしてほしいと思います。そして、みなさんの中から一人でもエンジニアが誕生してくれたら、うれしいです。」と話してくださいました。 |
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【彦根市立南中学校の児童より】
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【彦根市立南中学校の先生より】ロボットの実演のところでは、実際に動くことで、日本の技術の高さを実感できたのではないかと思いました。ただ、専門的な話は、生徒たちは、少し難しさを感じていたようです。 |
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【株式会社村田製作所の方より】皆さんしっかりと授業を聞いてくれていたように思います。実演に入った時の生徒達のセイサク君・セイコちゃんを見つめる視線が印象的でした。1学期に職場体験を終えた生徒達にとって、この授業がまとめの一助になれば幸いです。 何事にも失敗はつきものです。失敗して初めて学ぶことがたくさんあります。自分で視野を狭めずに、これからもどんどん新しいことにチャレンジしていってほしいと思います。 |