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「地域の力を学校へ」推進事業 平成22年度 学校支援の実践例

掲載日:2011年1月24日
連携授業のようす

テーマ

「『国際理解』クリスマス会を通じて外国を知ろう
  アメリカ編」

学校・園名

滋賀県立甲良養護学校高等部

講師

滋賀県商工観光労働部観光交流局

日付

平成22年12月16日

教科等

英語・生活・総合的な学習の時間

授業

連携授業のようす

 授業のはじめに、観光交流局のアメリカ人国際交流員の方(以下 講師の方)が、テレビの画面で、写真をみせながら、アメリカの国土の大きさや場所、生活の様子について教えてくださいました。それから、生徒が各自英語で、自己紹介をしました。「Hello. My Name is ○○.Nice to meet you! I like ☆☆.」

 次に、「フリージングモンキーゲーム」をしました。オレンジとブルーとイエローの3チームに分かれて、順番にサイコロをふります。サイコロで、セーターや、コート、シューズ、ハット(帽子)が当たると好きな色のものを、モンキー(お猿さん)に着せることができます。しかし、「Take off」がサイコロで出てしまうと、1枚着ている物を取らなくてはならないので、全部が揃うまでたいへんですが、楽しく英語で会話しながら学習できました。

 そして、クリスマスということで、プレゼント交換をしました。講師の方が、突然サンタの姿をして、登場されました。プレゼントをくじ引きで交換するときも、会話は、英語です。

 その後、講師の方から、アメリカでのクリスマスについて、お話をしていただきました。クリスマスのあいさつは「Merry Christmas!」と言うことや、クリスマスには、七面鳥を食べる習慣があること、サンタさんは、どんな人かということなど、わかりやすく説明してくださいました。サンタさんは、良い行いをした子どもにはプレゼントをくれますが、いたずらっ子や悪い行いをした子どもには、プレゼントではなく石炭を渡されることを話されると、生徒はびっくりした様子でした。

 生徒から、「悪いことをした子どもでも、反省して良い子になったら、石炭ではなくプレゼントがもらえますか?」という質問など、いくつかの質問をしました。ちなみに、反省した子どもは、プレゼントをもらえるそうです。

 最後に、英語でクリスマスの歌をみんなで、歌った後、生徒の代表が、英語で、お礼のあいさつをしました。講師の方は、「みなさんに会えてとてもうれしかったです。」と話され、授業が終了しました。

感想

生徒の感想 【滋賀県立甲良養護学校の生徒より 】

  • とてもゲームが盛り上がりました。面白かったです。
  • すごくクリスマスについて分かりました。
  • アメリカのクリスマスの事やサンタクロースの事がよく分かりました。アメリカではやっている事や食べているものも日本と違っていて驚きました。
  • 講師の方とのクリスマス会はとても楽しかったです。

学校・園の感想 【滋賀県立甲良養護学校の先生より】

 ALTとの授業がなくなった中、英語の授業を行っているクラスの生徒にとっては、講師の方との生のコミュニケーションが取り合えて、とても成果がありました。また、生活や総合的な学習の時間としての連携授業としても、楽しいゲームや、講師の方との関わりなどで、国際理解が深まって成果があったと感じました。

講師の感想 【 滋賀県商工観光労働部観光交流局の方より】

 甲良養護学校での授業は初めてだったので、どうなるか少し不安でしたが、生徒たちはやさしくて、そしていい質問をしてくれたので、すごくよかったです。私もいろいろと勉強になりました。また、ぜひ行かせていただきたいと思います。

生徒たちへのメッセージ

 Freezing Monkey Game は、楽しかったね!これからも英語の勉強をがんばってください!

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