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「地域の力を学校へ」推進事業 平成22年度 学校支援の実践例

掲載日:2011年2月10日
連携授業のようす

テーマ

「愛校活動〜お世話になった人々や学校への感謝を込めて〜」

学校・園名

愛荘町立愛知川東小学校6年生

講師

おかけんリフォーム

日付

平成23年1月21日

教科等

特別活動(学級活動)

授業

連携授業のようす

 卒業記念の愛校活動として、6年生がおかけんリフォームさん指導のもと、校庭の遊具のペンキ塗りを行いました。
 最初に教室に集まり、講師の方から本日の作業についての説明と、「ペンキが服や髪に付くとなかなか落ちないのでゆっくり丁寧に塗りましょう。」という注意のお話がありました。
 次に、どの遊具にペンキを塗るのか説明があり、子ども達が遊具ごとにチーム分けされました。


  • ペンキを塗る遊具(6カ所)
    サッカーゴール2カ所、ジャングルジム、プール横遊具、
    うんてい、低学年用遊具

 子ども達はいっせいに校庭に飛び出して行きました。

 校庭ではまず、順番に並んでそれぞれペンキの入った小さなバケツとハケを受け取りました。ペンキは赤、青、黄、白の4色です。(この4色で緑や水色などほとんどの色が作れるそうです。)

 それぞれの持ち場で子ども達は、「ペンキ落ちてきそうやな。」など声をかけ合ったり、ひとり黙々と真剣に塗ったりしていました。中には遊具の上にまたがってペンキ塗りをしていたものの、「全部塗ったし持つところなくなった!」と困っている子もいました。
 職人さん達は「あんまりたくさんペンキ付けないで。」「塗る所の下に入ったら髪に付くよ。」と子ども達に声をかけながら、主に高い場所を手伝って下さいました。

 時間が経つにつれ、子ども達の歓声や笑い声が校庭中に響き渡りました。
 錆びてところどころ茶色い地肌が見えていた遊具もきれいな色に変わり、近くにいるだけでペンキの匂いがしました。
 それと共に「うわあ。手が汚れた!」と言って、顔や服にペンキを付けた子も出てきました。

 やがて先生が、ペンキ塗りが完了した遊具から順番に『ペンキぬりたて』の札を付けていかれ、子ども達は鉄棒前に集合しました。
 講師の方から「みんなががんばったので全部できました。」とお褒めの言葉がありました。
 「学校の遊具の色がきれいになり、うれしい気持ちと達成感でいっぱい。」「ペンキを塗る時、気を付けなければいけないこともわかって、とても自分のためになる授業でした。」という感想を持つ子もいました。
元気いっぱいの、卒業記念の愛校活動でした。

感想

児童の感想 【愛荘町立愛知川東小学校の生徒より 】

連携授業のようす
  • 初めてペンキ塗りをして、服もたくさん汚れましたが、それはがんばったしょうこだと思います。
  • かなり腕が疲れる作業でしたが、最後に完成したのを見ると達成感を感じました。
  • 下学年の人が喜んでくれたらいいなと思います。 

学校・園の感想 【愛荘町立愛知川東小学校の先生より】

 6年生の卒業を前にして、お世話になった人々や家族や学校に対しての感謝を込めた、愛校活動の一環として進めさせていただきました。「遊具のペンキ塗り」は天候に左右されることもあり、過去2年間は日時を設定しながら実施できませんでした。今回初めて出来、大変喜んでおります。
 子ども達はワイワイはしゃぎながらも話をしっかり聞き、礼儀正しく最後まで取り組めました。

講師の感想 【おかけんリフォームの方より】

 子ども達とふれ合うことで、社員の成長につながります。そして子ども達の素晴らしさも励みになります。

児童たちへのメッセージ

 これからの滋賀の発展は皆さんの幸せにつながります。

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