人は誰でも高齢になると、手や足(筋力)、目、耳など、あらゆる機能が衰えてきます。県社会福祉協議会福祉用具センターは、筋力等おとろえてくる高齢者の方が、福祉用具を使われる際、相談を受けたりサポートするところです。 インスタント・シニアとは、高齢者疑似体験プログラムのことで、自分たちの将来の世界を垣間見る機会を提供するものです。高齢者の視点に立って社会を観察することで、私たちを取り巻く社会環境の問題点を発見し、そのための対策や改善の一助にしようという目的があります。 使用する器具(8種類+ゼッケン) チャレンジリスト 生徒たちは、感想にもあるように、体験することで高齢者の方の大変な思いが実感できました。 |
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【彦根市立東中学校の生徒より 】
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【彦根市立東中学校の先生より】 体験的な学習を通して、生徒達は、高齢者の不自由さ、不便さなどを感じ、自分の周りの人にどのようにかかわれるのかや、自分自身も老いていくという現実など、考えを深め、広げるよいきっかけになったと思います。また、講師の先生から分かりやすく語りかけるように話していただき、生徒の心にしみ込んでいくものがありました。 |
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【滋賀県社会福祉協議会福祉用具センターの方より】 人数が多いことで不安もありましたが、生徒さんは恥ずかしがりながらもチャレンジリストにそって色々な体験をしていたように思います。 高齢者体験、お疲れ様でした。この体験を通じて、人の身になって考えるということを意識するようになってもらえたらうれしいです。 |