掲載日:2007年2月20日
山口県山陽小野田市では、「生活改善・学力向上プロジェクト」に取り組まれています。この取組では、市内全小学校の児童を対象に「生活実態アンケート」と「知能・学力検査」を行い、その結果から明らかになった「生活習慣」と「子どもの学力」との関係について、ご講演いただきました。その一部を紹介します。
【生活実態アンケートの調査項目】
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- 「学力・知能指数」に影響の大きかった「生活習慣」
<プラスにはたらいた生活習慣>
就寝時刻 | 8時~9時 | ||
家庭での勉強時間 | 2~3時間 | ||
学校以外での読書冊数 | 16冊以上 |
<マイナスにはたらいた生活習慣>
朝食の有無 | 食べない | ||
テレビ視聴時間 | 5時間以上 | ||
家庭での勉強時間 数 | しない | ||
勉強は大切だと思うか | 思わない |
- 「学力・知能指数」に対して悪い影響を与える「生活習慣」
- 就寝時刻 11時以降
- 起床時間 7時30分以降
- 毎日または時々、朝食を食べない
- テレビ視聴時間 3時間以上
- ゲームの時間 3時間以上
- 家庭での勉強はしない
- 読書をしない
- 勉強は大切と思わない
「学力が低い児童」の大半は、何らかの「悪い生活習慣」を持っている。その
「悪い生活習慣」のどれかを改善すれば、学力の上がる可能性が大きい。