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県内の「早寝・早起き・朝ごはん」の取組『日野小学校 全校集会・学校だより』

掲載日:2007年7月19日

取組名称: 日野町日野小学校「早寝・早起き・朝ごはん」全校集会・学校だより

実施団体:
 日野町日野小学校

取組内容:

取組1: 「早寝・早起き・朝ごはん」に関する全校集会での校長先生の講話 (平成19年5月31日)

全校集会のようす 今日は、「寝る子は育つ」ということについてお話します。寝る子は育つって三年寝太郎やものぐさ太郎の話でしょうか。

 育つためには、寝ること以外にも太切なことがありますがなんでしょうか。私達が毎日食べているご飯やパンやおかずは胃に入って消化されブドウ糖という栄養に なります。この栄養が私達の体を動かすエネルギーになります。このブドウ糖は血液(人の血)の中にはいります。この、血液の中のブドウ糖が体の隅々まで血管の中を通って行き渡りエネルギーとなって体は勁いているのです。人間の脳(頭の中)もこのブドウ糖というものがエネルギーになって動いているのです。しかも脳がエネルギーとして使 えるのはこのプドウ糖というものだけなのです。脳のエネルギーです。車のガソリンと 同じです。また、脳はブドウ糖を蓄えておくことができないのです。

全校集会のようす しかも、脳は眠っている時もエネルギーとしてこのブドウ糖を使っています。だから朝起きた時の脳はガソリン不足寸前と同じなのです。朝ご飯を食べてこそまた脳にエネルギーが行くように なるのです。朝ご飯を食べない場合は、せいぜい1時間目ぐらいまでは、前の夜の食事で持ちますが、あとはエネルギー不足で(車ならガソリンが切れて勤かなくなるように) 頭もボーッとしてきます。物を考えたり覚えたり計算したり、何かに集中したりなんて、 とてもできません。しかも達いところから歩いてくるうちにエネルギーは他でも使われてしまうためたくさん朝にエネルギーの元を補給しておかなければなりません。だから しっかり朝ご飯を食べてほしいのです。

  「朝ご飯」をしっかり食べるにはどうしなければいけませんか。 そうです「早起き」ですね。早く起きなければ朝ご飯はゆっくり食べられません。早起きには、もう一つ、大事なことを言っておきます。また、いらいらしたりしない穏やかな気持ちになるには、セロトニンという脳の中で作られる脳内ホルモンが必用なのです。 これは、午前5時から7時までの間に起きて朝日を目の中に入れると自然と体の中で十分に分泌される(湧き出てくる)こともわかっているのです。だから、先生も朝6時前に起きていつも朝日を5分間ぐらい浴びているのです。

全校集会のようす 早起きするためには、どうしなければいけませんか。
  「早やね」です。遅くまでテレビを見たり、ゲームをしたり、本を読んだりして遅く まで起きていると次の日に朝は起きにくいですね。早く起きられないと時間がないため ご飯も十分食べずに家を出てくることになってしまいます。みなさんのように、毎日毎日、成長している子どもは早く寝ることが大事なのです。眠っているうちに脳や身体を 成長させる成長ホルモンが自然と作られているのです。その成長ホルモンがよく出るた めには、9時から10時までに眠っていたら大丈夫だと言われています。皆さんは、9 時から10時までに眠っていますか。

 昔から言われている「寝る子は育つ」とは、頭も体も成長していく為には、今言いま したように、「早寝、早起き、朝ご飯」の習慣をしかり身につけてほしいし大事なこと なのです。今日のお話は、早やね・早起き・朝ご飯が特に子どもには大事だという話で した。


取組2: 学校だより 「「早寝・早起き・朝ごはん」~朝食の大切さ~」 の発行  (平成19年6月1日号)

学校だより 『「早寝・早起き・朝ごはん」~朝食の大切さ~』 

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