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平成27年度 PTA子育て学習講習会

更新日:2015年6月25日
 本県では、家庭の教育力の向上を図るため『家庭教育学習資料』(滋賀県教育委員会発行)を活用した「語り合いを通した親育ちの活動」を推進しています。
 今年度もPTA学級(学年)懇談会等での子育て学習や地区別懇談会等において、参加者同士が子育ての経験を語り合い、学び合うことを通して、家庭の教育力の向上と仲間づくりをすすめるため、PTA役員等を対象に『家庭教育学習資料』を活用した子育て学習講座の進行役を養成する講習会を開催しました。

対象者

  1. PTA保護者会員・教員
  2. 市町教育委員会からの推薦者
    • 子育てサポーター等子育て支援者
    • 子育て学習講座の進行役として活躍が期待できる方 等

会場・参加者数

平成27年度PTA子育て学習講習会 会場・参加者数
実施日 会場 参加者
5月23日(土) 大津市立木戸公民館(大津市) 30名
5月24日(日) 水口社会福祉センター(甲賀市) 49名
5月31日(日) 草津市まちづくりセンター(草津市) 80名
6月 6日(土) 男女共同参画センター(近江八幡市) 67名
6月 7日(日) 県立文化産業交流会館(米原市) 56名
合計 282名

日程および内容(全会場共通)

12:30〜13:00 受付
13:00〜 開会

<1>アイスブレーキング
 グループ(5〜6人)で簡単なレクリエーションや少し工夫をした自己紹介を行いました。参加者が話し合い活動を進める前に、リラックスできるような活動を行うことで、互いにうちとけ合い、その後の語り合いがスムーズに進みます。

<2>家庭教育学習資料を活用した語り合いの体験
 生涯学習課員が進行役となり、グループ(5〜6人)で1つのテーマ例(小学校版「ケータイ・スマホの使用とわが家のルール」)について語り合いました。

講習会のようす 

<3>語り合いを進めるためのポイントの学習
 語り合いの進行役(ファシリテーター)をする上で、『進行役』は『回答役』ではなく、参加者と対等な立場という意識を持って臨むことなど、留意点や進行のコツについて、生涯学習課から説明しました。

<4>語り合いの進行練習
 グループごとに2〜3のテーマを決め、順番に進行役を体験していただきました。

<5>活動のふりかえりと質疑応答

講習会のようす 
16:00 閉会

参加者の感想

【語り合い活動を体験して】

  • 知らない方々との班で不安はあったが、子育ての話や経験を本心で語り合えてうれしかった。みんな同じ経験をされていると安心できた。
  • アイスブレーキングのおかげですぐにうちとけることができた。様々な意見が聞けて子育ての参考にさせてもらいたい。
  • 語り合うことで、みんな同じようなことに悩み同意してもらうことで、自信が持てた。
  • 親バカのような私の話を、皆さんにとても親切に聞いていただき、リフレッシュできた。この素敵な時間をPTA活動に生かしていきたい。少し時間が長いと感じていたが、実際は短く感じた。スタッフの皆さんありがとうございました。

【語り合いの進行役としての学びから】

  • 進行役は荷が重いが、ヒントが得られたのは良かった。
  • 話し合いというと堅苦しく考えていたが、今回のように楽しく進めていければと思った。
  • 自分が話し合いの進行役を務めないといけないときのポイントなどよくわかり、今後のPTA活動に生かせそうないい活動ができた。
  • 役員会の司会をすることがあるので、その進め方がうまくいくように教えてもらえたと思う。

【それぞれの校・園でのPTA活動へ】

  • 実は自分は意見を述べるのが苦手なタイプですが、和やかな雰囲気の中で話し合え、悩みも自分一人だけでなく皆同じなんだと分かり合え、心強かった。
  • 同じ班のメンバーに恵まれ、本当に楽しくあっという間に講習会が終わった感じ。何気ない雑談の中に、自分の子育てにおいて取り入れられることもあり、帰ってから試してみたい。アイスブレーキングでグループの雰囲気が柔らかくなりとても良かった。園でぜひ取り入れたい。
  • ただ講習を受け身で聞くのではなく、グループトークをしてお互いを知ることから始められたので緊張もほぐれたし、活発な意見交換ができた。参考にさせてもらえる意見がたくさん出て、今後に生かそうと思った。

家庭教育学習資料

 多くのご参加ありがとうございました。今後、予定されているPTA活動等で、ぜひ家庭教育学習資料を活用して、「語り合いを通した親育ち」の活動にお取り組みください。

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