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令和元年度 企業内家庭教育学習講座

更新日:2020年7月20日
 「おうちで読書」は親子の思いを伝え合い、コミュニケーションを図る取組の合い言葉であり、滋賀県独自のネーミングです。「コトバが育つ」「ココロが育つ」のキャッチコピーのもと、昨年度よりこの取組をスタートさせ、大型量販店や市町のイベント等、親子が多く集まる場所で、読み聞かせブースを出展し、広くその啓発をすすめてきました。
 今年度、さらに県内の読書ボランティア団体の方々、公共図書館、市町の関係行政機関、企業などへ広げ、深め、そしてつながりたいという思いがあり、研修会を開催しました。

日程・会場・参加者・内容

◎日 時:令和2年7月2日(木)9時30分〜12時20分
◎会 場:滋賀県庁東館 7階大会議室
◎参加者:33名(内訳:読書ボランティア、公共図書館・行政関係者ほか)
◎内 容:
  •  (1)今年度の「おうちで読書」推進事業の概要説明
  •  (2)グループ別情報交換(コーディネーター:「おうちで読書」推進委員)
  •  (3)講演「おうち絵本は楽しい!をどう伝える?」
       講師 絵本専門士 絵本セラピスト(R) 子育て支援員
       鳥山 由紀 さん

今年度の「おうちで読書」推進事業の概要説明

 この事業は、多くの親子が集まる場所へ出向いて、読み聞かせブースを出展することで、幅広い親子へ「おうちで読書」を届けるきっかけづくりをしたいという思いのもと展開してきました。
 昨年度は、県内10会場で様々な工夫を凝らしたブース出展を行い、のべ947名の親子の参加がありました。
 日頃、図書館に足を運ぶことの少ない親子にとって、子どもが絵本を手に取り楽しむ姿やお話に引き込まれる姿に親が気づく場面や親が絵本を通して自身の経験を子に話す姿が見られました。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症対策のため、読み聞かせの実施が困難な状況にありますので、「絵本の広場」として、親子が絵本に触れる機会を設けるなどの啓発を行っていきます。
 今後の事業展開としては、市町や公共図書館、企業等と連携を図りながら、ブース出展会場を展開していきたいと考えています。

グループ別情報交換


 グループ別情報交換の場では、コロナ禍での読み聞かせの現状と課題や新たなブース出展会場の可能性や連携先などについて推進委員、推進チームの皆さんを中心に語り合いました。また、参加した皆さんにとってもゆるやかなつながりが生まれる貴重な時間となりました。

講演(講師:鳥山 由紀さん)


 鳥山さんは、当県の「おうちで読書」事業について深く共感いただき、ご自身の経験から、親子での絵本を楽しむための、おすすめの参加型の絵本や、読み聞かせの実践など、おうち絵本の楽しさを伝えていただきました。

参加者の声

・『おうちで読書』の良さ、きっかけが少しつかめたような気がしました。
・とても魅力的な絵本をたくさん紹介していただき、本当に参加してよかったです。
・家での楽しみ方、おはなし会での楽しみ方、私もやってみたいです。
・聞き手の子どもだけでなく、読み手も絵本の世界を楽しめることが、読み聞かせ、おうち読書の効果だと
 思いました。
・読み聞かせを想定して、絵本を選んでいましたが、今回『おうちで絵本』でこそ楽しめる本があることを
 教えていただきました。
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