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◇はじめに

 親を対象とした家庭教育は各地のPTAの研修会や地域における公民館で学級や講座あるいは講演会など数多く行われているが、就労や家事のため多忙で参加できなかったり参加者が固定化しているなどの現状があり、中でも父親(成人男子)の参加が非常に少ないといえる。

 子育てやしつけに関しては母親まかせという風潮は各種の調査にも表れており父親が不在といわれる家庭教育がその実態であるといえよう。

 そこで企業内で行われる研修の時間をかりて、あるいは企業での勤務時間外に希望者を募って家庭教育の理解を得ることやその理解の中で親(成人)が自分の子どもだけでなく地域の子ども達にも関心を持ってもらうこと、更にその中から地域連帯が生まれること等をねらいとして人の集りのある企業内で家庭教育を実施することの発想から本委員会に意見を求められたいのでここに報告する。

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