◇おわりに
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滋賀県社会教育委員会議では、今期のテーマを、「これからの公民館のあり方」として専門委員会5回、全体会4回の会議を通して審議を重ねてきた。 家庭や地域の教育力の向上が、緊急かつ重要な課題として一層の取組みが求められる中、公民館においても市町村合併をはじめ、予算や職員の削減、指定管理者制度の導入などの公民館を取り巻く環境に変化が生じているところも多い。これまで公民館を中心として地域で取り組まれてきた社会教育の基盤が大きく変わろうとしている状況にあり、あらためて公民館が地域で果たすべき役割や住民参加と協働の方向などを示させていただいた。 今後、各市町の教育委員会において、公民館が時代の変化にも的確に応じられるものとしてその役割が位置づけられ、人が行き交い、心をつなぐ元気な公民館として、住民によるさまざまな事業が活発に展開されることを切に期待するものである。 |
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