SD02 自然観察講座 春の山歩き
分野
自然や環境を学ぶ
種別
大学の講座
開催期間
2017年05月13日 実施済み
開催時刻
9:45〜16:45
開催場所
滋賀県蒲生郡日野町
講座内容
綿向山は鈴鹿山脈に属しており、滋賀県側では最も登りやすい山の一つです。山頂には大嵩神社(西暦545年創建)が祀られており、古くから神の山として親しまれてきました。中腹まではスギ・ヒノキの造林地を通って登っていきます。これらの造林地は、綿向山生産森林組合によって造成・管理されているものです。7合目付近からはブナやミズナラが見られます。滋賀県内では珍しいブナの原生林を見ることができます。山頂からの眺望はとても素晴らしく、鈴鹿の山並み、伊勢湾、近江盆地、比叡山、比良山を望むことができます。条件がよければ、木曽御嶽や塩見岳なども遠くに見ることができます。
綿向山の山麓は入会山として利用されてきました。入会山の権利をめぐって馬見岡綿向神社の境内で”鉄火裁判”が行われたという記録があります。焚き火で熱した鉄の塊を素手で掴んで台の上に載せることができた方の村が勝者となったとのことです。里山の資源は命がけで守らなければならない大切なものであったことがわかります。
山頂の標高は1110m、歩行距離は約8km、中級程度のハイキングコースです。
【持ち物】弁当、飲み物、雨具(カッパ)、筆記用具、山登り用の杖
対象者
標高差723m、全長8km程度のハイキング中級コースを歩きますので、体力的に支障のない方。
定員
30名
料金
会員:6,820円 一般:8,990円
回数
1回
申込期間
2017年03月09日〜2017年04月29日
申込方法
電話、インターネット
申込み・問合せ先
龍谷大学エクステンションセンター(REC)
〒520-2194
住所:滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5
電話:077-543-7848