公開講座「近江が生んだ秀吉家臣 脇坂安治の生涯−賤ヶ岳七本槍だけでない安治の実像を探る−」{龍谷大}
分野
文学や歴史を学ぶ
種別
大学の講座
開催期間
2018年01月10日〜2018年02月28日 実施済み
開催時刻
11:05〜12:35
開催場所
龍谷大学瀬田キャンパス RECホール
滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5 龍谷大学瀬田キャンパス【地図(GoogleMap)】
講座内容
近江国浅井郡脇坂(現在の長浜市小谷丁野町)に生まれた脇坂安治(1554〜1626)は、賤ヶ岳合戦での七本槍の1人として知られる。逆に、七本槍以外には、その生涯について、まったく知られていない武将とも言えるだろう。
しかし、その事跡を追うと、秀吉の中国攻めに従い、さらに賤ヶ岳合戦の後は、伊賀国の支配を任され、天正13年(1585)には中務少輔・従五位下に叙任された。その出世ぶりは、石田三成や大谷吉継とも並ぶ速さであった。
その年には、淡路国で1万2000石余りを得、翌年には同国洲本城主3万石に封じられ、豊臣大名の仲間入りを果たす。その後は、水軍を率いて島津攻め・小田原攻め・朝鮮出兵にも出陣した。
当初西軍で参加した関ヶ原合戦では、合戦途中から小早川秀秋と共に東軍に転じ、慶長14年(1609)には5万3500石の伊予国大洲城主となった。子孫は、信濃国飯田藩・播磨国龍野藩の藩主を歴任、安治を初代とする脇坂家は、幕末まで12代存続した。
地味ながらも、忠実な秀吉家臣であった安治の姿を、新出の「龍野神社旧蔵文書」などを紹介しながら解説する。
講座番号:SB64
対象者
特に制限はありません。
定員
80名
料金
会員:4,920円 一般:7,400円
回数
4回
申込期間
2017年08月31日〜2017年12月26日
申込方法
電話、インターネット
申込み・問合せ先
龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC)
〒520-2194
住所:滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5
電話:077-543-7848