SB69 近江の歴史散策42《第1回》−野洲を歩く−
分野
文学や歴史を学ぶ
種別
大学の講座
開催期間
2019年02月19日 実施済み
開催時刻
13:00〜17:00
開催場所
滋賀県野洲市
講座内容
野洲の地には「近江富士」として親しまれている三上山があり、古代から信仰の対象とされてきました。その周辺には多くの古墳が造営され、古代では野洲郡衙が営まれるなど政治・文化の中心でもあり、寺社が創建され多くの文化財が存在します。
今回の講座では辻町・小篠原・妙光寺・三上を歩き、寺社や遺跡の見学を通して、地域の歴史を考えます。
【見学予定地】
■西徳寺
浄土宗。延徳三年(1491)開基と伝わる。本尊阿弥陀如来坐像は定朝様をとる12世紀造立と推定され、三上山にあった東光寺の一院から移座したものと伝わる。
■大岩山古墳群
3世紀後半から6世紀にかけて造営された。桜生史跡公園内には全長50mほどの前方後円墳である天王山古墳や、阿蘇凝灰岩製の刳抜式石棺や大和二上山の凝灰岩製の組合式石棺を納めた横穴式石室を持つ円山古墳・甲山古墳がある。
■日吉神社
桜生の産土神。本殿<重文>は14世紀建立と推定される。背後の大岩山からは埋納された銅鐸24個が出土した。
■福林寺跡磨崖佛
田中山の麓の岩盤に地蔵菩薩立像が13躯彫られ、別の岩には観音菩薩立像1躯と如来立像2躯が彫られている。14世紀後半の造立と推定される。
■御上神社
三上山を神体山として祀る。本殿<国宝>は入母屋造に向拝が付くもので、仏堂的様相をみせる。鎌倉時代後期造立と推定され、蟇股や手挟に特徴がある。拝殿<重文>も鎌倉後期、楼門<重文>は室町時代の建立。また若宮神社本殿<重文>は鎌倉後期、三宮神社本殿は室町時代建立となる。
など
対象者
シリーズ42回目ですが、毎回独立した内容です。初めての方もご参加ください。第1回、第2回とも同一内容です。なお、2002年12月に開講の「近江の歴史散策10 野洲を歩く」の見学箇所と同一の行程が1/3ほどあります。
定員
40名
料金
会員:5,340円 一般:7,020円 (拝観料等を含む)
回数
1回
申込期間
2018年08月30日〜2019年02月05日
申込方法
電話、インターネット
申込み・問合せ先
龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC)
〒520-2194
住所:滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5
電話:077-543-7848