平成5年10月 滋賀県社会教育委員会議報告書

生涯学習社会における施設の充実と
ネットワーク化について(建議)
資料1−リカレント教育の推進
1.この課題を解決・達成するために、関係する施設をどのようにして充実していけばよいか。

 県内各大学・短大に 「リカレント・センター 」の設置と、リカレント・カリキュラム、サービス体制を整備する。場合によっては、複数の大学での共同運営システムも検討してはどうか。なお、資金は、大学、行政、これに企業、経済界も出資する。身近な教育・文化・福祉施設内にボランティアの活動室、コーナー、アトリエなどを設け、任意の活動スペースを提供する(1年間の賃貸料サービス)。

2.この課題を解決・達成するために、関係する施設をどのようにネットワーク化すればよいか。

1)ネットワークの内容

  1. 大学間の単位認定上のネットワーク
  2. 大学←→企業間のネットワーク
  3. 行政機関職員のリカレントシステムとしてのネットワーク

2)ネットワークの方法

  1. 学習単位・認定上のネットワーク(リカレント生の複数大学学習体制、施設利用)
  2. 各種施設利用パス・カード発刊での利用
  3. 共通センターへの協力運営など
  4. リカレント生の需要調整、情報サービス
  5. 月刊「リカレント」や年報など、リカレントシステムや内容、参加者、修了者等の情報の入ったネットワーク情報誌を発刊する。
<リカレント・システム上の施設パターン>
(R.C=リカレント・センター 又は、 リカレント・カレッヂ)
A.既存応用型
B.大学独自設置型
C.共同経営型
D.独立協力型

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