
第96回企画展 石山寺 ―密教と観音の聖地―
対象
一般
分野
文学や歴史を学ぶ
開催期間
2024年10月12日~2024年11月24日 実施済み
開催時刻
午前9時から午後5時まで(展示室への入場は午後4時30分まで)
開催場所
大津市歴史博物館
講座内容
紫式部が『源氏物語』の着想を得たといわれ、『枕草子』などにも登場する文学の寺として知られる石山寺。本尊の如意輪観音像の霊験が多くの人々の信仰を集めたことから、西国三十三所観音巡礼の札所としても著名です。また、石山寺はすぐれた教学が花開いた学問の寺としての側面を持っています。平安時代には、淳祐内供(しゅんにゅうないく)の入寺などを契機に真言密教の影響を受け、学僧たちが学問に励む場となりました。石山寺に残る淳祐内供筆聖教〔薫聖教(においのしょうぎょう)〕や一切経、校倉(あぜくら)聖教などは彼らの研鑽(けんさん)の証です。
本展では、石山寺に伝わる貴重な寺宝が一堂に会し、石山寺縁起絵巻(重要文化財)を全巻展示するとともに、近年の調査で新たに確認された仏像・仏画・聖教類を初公開します。
近江屈指の古刹・石山寺の歴史と仏教文化をぜひご覧ください。
料金
一般:1,000円、高校生・大学生:600円、小学生・中学生:200円
申込方法
詳しくは申込み・問合せ先のホームページを確認ください。
申込み・問合せ先
大津市歴史博物館
〒520-0037
住所:大津市御陵町2-2
電話:077-521-2100