関ヶ原合戦を再考する-慶長5年9月15日の真実-{龍谷大学}
分野
文学や歴史を学ぶ
種別
大学の講座
開催期間
2020年05月20日 実施済み
2020年06月03日 実施済み
2020年06月10日 実施済み
2020年07月01日 実施済み
開催時刻
11時5分〜12時35分
開催場所
龍谷大学 瀬田キャンパス RECホール
滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5【地図(GoogleMap)】
講座内容
慶長5年9月15日に美濃国と近江国の国境近く、関ヶ原の原野で行われた関ヶ原合戦。全国の大名を巻き込み、関ヶ原以外の日本各地でも、東西両軍に分かれて合戦が行なわれたという意味では、日本の戦国時代を締めくくる、最大の合戦と考えていいでしょう。しかし、この合戦については、最近「関ヶ原の合戦はなかった」とする単行本が発売されるなど、美濃国関ヶ原での合戦そのものについて、再考を余儀なくされています。この講座では、関ヶ原合戦に至る経過を西軍(石田三成方)を中心に丹念にたどり、信頼できる史料からこの合戦の真相を再構築します。その結論は、当然「関ヶ原の合戦はあった」ということになります。そして、この合戦が三成にとって誤算の連続であったことが明らかにされるでしょう。
(1) 5月20日(水) 石田三成の戦略
西軍の主将・三成が東軍迎撃に対して練った戦略を、合戦に至る経過と共に解説します。福島正則に大きく期待したその姿勢が、誤算の始まりであったことが分かります。
(2) 6月3日(水) 毛利氏の思惑
西軍の総大将であった毛利輝元とその一族・家臣たちの動向は、この合戦を大きく左右しました。毛利家の厭戦姿勢を史料から明らかにし、西軍敗退の原因を探ります。
(3) 6月10日(水) 吉川広家の証言
合戦後の9月17日に書かれた吉川広家の毛利氏への書状は、西軍から見た関ヶ原を如実に語るものです。長文の広家書状を丹念に解析し、9月15日の真実に迫ります。
(4) 7月1日(水) 慶長5年9月15日の真相
戦いは関ヶ原西の「山中」集落付近で行なわれたので「山中合戦」と呼ぶべきとの議論があります。本当に「山中」のみで合戦があったのかを究明、合戦の全体像相に迫ります。
対象者
講座内容に興味・関心のある方、大学で学びたい方。
定員
80名
料金
会員5,040円、一般7,560円
回数
4回
申込方法
電話、インターネット
申込み・問合せ先
龍谷エクステンションセンター REC滋賀
〒520-2194
住所:滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5
電話:077-543-7848